6人の子どもを育ててきた経験から、習い事についてお伝えします。
「子どもに習い事をさせてあげたい」
でも現実は、子どもが増えるほどお金は厳しくなる一方。
我が家もそうでした。
振り返って見て、「習い事は金額と子どものやる気で決めればいい」と今では思っています。
月3千円の習字が、思わぬ「連鎖」を生んだ
きっかけは、近所に月謝3千円で習字を教えてくれる先生がいたことでした。
当時の習い事の相場から見ても、破格の金額でした。
そこに長女が「やってみたい」と言い出したので、通わせることに。
するとどうでしょう——長女は見事にはまりました。
大人になってからも続けていて、有段者になりました。
先生はすでに高齢になって教室を閉じてしまいましたが、本当に良い先生に恵まれたと思っています。
お姉ちゃんが大好きな長男が「一緒に習いたい」
長男は小さい頃からお姉ちゃんが大好きでした。
長女が習字に通い始めると、「ぼくも一緒に行きたい」と言い出しました。
習字を習いたいと言うより、「お姉ちゃんと一緒に行きたい」の気持ちの方が大きかったかも😅
そして長男も長く習うことになり——中学生まで続けました。
次男も、三男も……気づけば「習字の連鎖」に
上の二人が通っていると、今度は次男が「ぼくも行きたい」と言い出し、中学生まで続けました。
そして三男は次男が大好きで、次男と一緒に習いたがり、習うことに。
次男がやめたのと同時にやめました。
四男も少し習いましたが、じっとしているのが性格的に合わなかったようで、すぐにやめてしまいました。
気づけば我が家は、「習字の連鎖」が起きていました(笑)。
上の子が楽しそうにしているのを見て、下の子が「ぼくも」と言い出す。
そしてまた下の子が楽しそうにして、さらに下の子が「ぼくも」と言い出す——
これが月謝3千円だったからこそ、無理なく続けられました。
末っ子は奮発してヤマハ音楽教室へ
末っ子の五男は、少し違うルートをたどりました。
ヤマハの音楽教室の体験レッスンに行ったら、「やりたい!」と目を輝かせて言い出しました。
正直、他の習い事に比べてお月謝は高い。
少し悩みましたが——通わせることにしました。
今でも五男はヤマハのピアノ教室に通っています。学校の合唱祭では伴奏も担当するほどに上達しました。
「あの時、通わせてよかった」と心から思っています。
幼稚園の体操教室という選択肢
次男・三男・四男は、幼稚園の降園後に開かれる体操教室にも通わせました。
理由はシンプルで——月謝が比較的安く、幼稚園の中で行われるので送り迎えが不要だったからです。
そして何より「お友達もやってるから、ぼくもやりたい!」という子どもの声(笑)。
親の都合と子どものやる気が合致した、ちょうどいい習い事でした。
四男だけは、親から勧めた習い事があった
実は6人の中で、親の側から習い事を勧めたのは四男だけでした。
四男は6年生の時に、勉強面で少し心配があったため、公文に通わせました。
それ以外の習い事は、すべて子どもが「やりたい」と言い出したものだけです。
子どもが自分から「やりたい」と言い出した習い事は、続く。
これが6人を育てて気づいた、大きな発見のひとつです。
「やりたい」という気持ちと、金額のバランスが大事
振り返ってみると、我が家の習い事の選び方はシンプルでした。
① 子どもが「やりたい」と言い出したもの
② 家計の負担にならない金額のもの
この2つが重なった時だけ、習わせてきました。
月3千円の習字は、6人中5人が通い、そのうち4人が長く続けました。
ヤマハは高かったけれど、五男が自分から望んで続けています。
公文だけは親の判断でしたが、それも四男のために必要だと判断した上での選択でした。
四男は、「あの時、公文に通わせてくれたことは、よかったと思っている」と言ってくれました。
「高い習い事=良い習い事」ではない
習い事にかけるお金は、多ければ多いほど良いわけではありません。
月3千円の習字の先生が、長女を有段者に育ててくれた。
それが我が家の現実です。
大切なのは金額ではなく——
「子どもがやりたいと思えるか」「良い指導者に出会えるか」
この2つだと思っています。
習い事で後悔しないための「仕組み」
6人の経験から導いた、習い事選びの仕組みをまとめます。
仕組み① まず体験レッスンに行く
「やってみたい」という気持ちが本物かどうかは、体験してみないとわかりません。
五男のヤマハも、体験レッスンがきっかけでした。
習い事の選び方について、保育の専門家のアドバイスも参考にしてみてください👇
ニチイキッズ「子どもの習い事おすすめ7選!個性や性格に合った選び方のポイント」
仕組み② 月謝の上限を家族で決めておく
「1人あたり月○円まで」と決めておくと、判断に迷わなくなります。子どもが増えても無理のない範囲で続けられます。
仕組み③ やめたいと言ったら、まず理由を聞く
「せっかく続けてきたのに」という気持ちはわかります。でもまずは「どうしてやめたいの?」と聞いてみてください。
四男のように「じっとしているのが合わない」という正直なサインかもしれません。
仕組み④ 上の子の様子を下の子に見せる
我が家の「習字の連鎖」は、上の子が楽しそうにしているのを下の子が見ていたから起きました。
無理に「やりなさい」と言わなくても、楽しそうな姿が一番の動機付けになります。
この記事のまとめ
- 子どもが「やりたい」と言い出した習い事は続く——親が勧めたものより長続きする
- 月3千円の習字が「習字の連鎖」を生んだ——上の子の楽しそうな姿が下の子を動かした
- 高い習い事が良い習い事とは限らない——良い指導者との出会いの方が大切
- 体験レッスンで本物のやる気を確認してから決める
- 家計の負担にならない月謝の上限を決めておくと判断に迷わない
- やめたいと言ったら責める前にまず理由を聞く
【関連記事】
子ども5人で1万円の夏休み日帰り旅行——お金がなくても諦めない!
子ども6人の食費節約術——卵屋さんに飲食店と間違われた話
