この記事は全3回シリーズの第3回です。
さて、最後に大切なことをお伝えします。
「他の子と比べない」「いいところを見る」——
頭ではわかっていても、つい比べてしまうのが人間です。
わかっていてもできない。
これ、意志の問題じゃありません。
脳の仕組みの問題です。
だから「気をつける」ではなく、「仕組みにする」のです。
仕組み①「我が家の宝物リスト」を作る
ノートでも、スマホのメモでもいい。
「我が家の好きなところ・いいところ」を書き出す。
子どものいいところ。
家族の好きな場面。
最近嬉しかったこと。
最初は5つでいい。
「そんなにないかも……」と思う方も、書き始めると意外と出てきます。
「朝、子どもが寝ぼけた顔でリビングに来るのが好き」でも立派な宝物です。
書き出すことで、脳が「いいところ」を探すモードになります。
ポジティブ心理学より
「グラティチュード(感謝)の習慣」——毎日いいことを書き出した人は、そうでない人より幸福度が高くなることが研究で証明されている。
これ、研究で証明されているというのがポイントです。
気休めじゃなく、本当に効果があります。
仕組み②「比べそうになったら、裏側を想像する」ルール
誰かを羨ましいと思った瞬間に——
「この人の裏側には何があるだろう?」
と心の中で問いかける。
成績優秀な子の裏にある重圧。
仲良し家族の裏にある努力。
余裕があるように見えるお母さんの裏にある苦労。
コインの裏を想像するだけで、羨ましい気持ちが少し落ち着きます。
これは相手を見下すのではなく、「誰もが表と裏を抱えている」と知ること。
「あのお母さん、いつも余裕そうだな」と思ったとき、「でも裏側では何があるんだろう」と想像してみる。
そう思った瞬間、ちょっと親近感が湧いたりします。
仕組み③「今日のいいこと」を寝る前に1つ言う
夜、子どもが寝る前に——
「今日のあなたのいいところ、お母さんが見つけたよ」
と一言伝える。内容は小さくていい。
「今日、靴をそろえてたね」
「弟に優しくしてたの、見てたよ」
「ご飯食べながら笑った顔、かわいかった」
7つの習慣より
「感情口座への入金」——毎日の小さな一言が、子どもの心の貯金になる。
そしてこの一言を探す習慣が、お母さん自身の目を「いいところを見るレンズ」に育ててくれます。
「今日もいいところを見つけなきゃ」と思いながら子どもを見ていると、不思議といいところが目につくようになる。
これも「フォーカスしたものが増えていく」の法則です😊
コインの表と裏、両方あっていい
この世界に、表だけのコインはありません。
どんなに羨ましく見える子にも、家族にも、見えないところに裏がある。
そして——
あなたの子どもにも、家族にも、輝く表がある。
それが見えていないとしたら、まだフォーカスが向いていないだけかもしれない。
この世はフォーカスしたものが増えていく。
今日から、わが子の「表」に目を向けてみてください。
明日には、昨日より少し多くその輝きが見えているはずです。
コインの裏を知ったうえで、表を愛する。
それが、本当の意味で「わが子を見ている」ということだと思います😊
仕組みで子育てをラクに——次回も一緒に考えていきましょう。

