「うちにあるもの」に目を向ける——フォーカスしたものが増えるという真実

子育ての気づき

この記事は全3回シリーズの第2回です。

前回、「あの子はいいな」と思うとき、私たちは他の子の表とうちの子の裏を比べていることが多い——というお話をしました。

「じゃあ、どうすればいいの?」

答えはシンプルです。

「うちにあるもの」を見る。
ただ、それだけです。


「そんな簡単なことで?」と思われかもしれませんが、やってみると意外と難しい。

でも続けると、本当に見える景色が変わります。


脳は「フォーカスしたもの」を増やす

ポジティブ心理学に、こんな研究があります。
「フォーカスしたものが増えていく」

人間の脳は、注目したものをより多く認識するようにできています。


「うちの子はダメだ」とフォーカスすれば、ダメなところがどんどん目につくようになる。

「うちの子のいいところ」にフォーカスすれば、いいところがどんどん見えてくる。

現実は変わっていないのに、見える景色がまったく変わる。


これ、体験したことありませんか?

新しい車を買おうと思った途端、街中でその車ばかり目につくようになる——あの現象と同じです。

脳は「注目したもの」を探し続けるようにできているのです。


「レンズ」を変えるだけで、子育てが変わる

7つの習慣より
「パラダイム(見方)を変えることが、人生を変える第一歩だ」

子どもを見る「レンズ」を変えるだけで、子育てはがらりと変わります。

アドラー心理学より
「人は意味づけによって現実を作る」——同じ出来事でも、どう意味づけするかで、まったく違う体験になる。

同じわが子を見ているのに、レンズが違うだけで、こんなに変わります。


「うちの子は成績が良くないから心配」→「うちの子は勉強以外の得意なことがある」

「うちの子は運動が苦手」→「うちの子は細かいことに気がつく、優しい子だ」


「見方を変えるなんて、現実逃避じゃないの?」
いえいえ、嘘をついているわけでも、目を背けているわけでもない。

本当のことを、別の角度から見ているだけです。

成績が良くないことも本当、他に得意なことがあることも本当。

どちらも現実です。

どちらを見るかを選んでいるだけです。


今日から始める「いいところ探し」

では今日から、こんな習慣を始めてみてください。

「今日のわが子のいいところを、1つ見つける」

特別なことでなくていい。


朝、ちゃんと起きられた。
ご飯を残さず食べた。
弟に優しくした。
笑顔がかわいかった。

それだけでいい。

こんな小さいことでいいんです。
むしろ小さいことの方がいい。毎日続けられるから。


毎日1つ積み重ねるだけで、3ヶ月後には90個の「いいところ」が集まります。

そのとき、あなたの見える景色はきっと変わっています。

「うちの子って、意外といいところたくさんあるな」と思えるようになっているはずです😊


「うちにないもの」より「うちにあるもの」

他の家にあって、うちにないもの——それを数え始めると、きりがありません。

でも「うちにあるもの」を数え始めると、意外とたくさんあることに気づきます。


毎日ご飯が食べられる。
子どもが笑っている。
今日も一日無事に終わった。

当たり前に見えることが、実は「うちにあるもの」の宝庫だったりします。


次回は「我が家の宝物」を見つける仕組みについてお話しします😊

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