「なんでうちの子は、宿題をやらないんだろう」
そう思ったことはありませんか?
毎日学校から帰ってきても、ランドセルを放り投げてそのままゲームを始める。
「宿題は?」と声をかけると、
「あとでやる」
そのあとでが、永遠に来ない——。
私は6人の子どもを育てる中で、子育ての悩みはたくさんありましたが、その中でも意外と長く付き合ったのが「宿題問題」でした。
子どもが小学生になると、毎日のように宿題が出ます。
親としては、「早く終わらせて遊べばいいのに」と思います。
でも、子どもはそう簡単には動いてくれません。
そして面白いことに、我が家の子どもたちは同じ家で育ち、同じ親に育てられているのに、宿題への向き合い方は驚くほど違っていました。
同じ親から生まれたのに、全然違う
我が家の子どもの内、長女・長男・五男は、学校から帰ったらすぐに宿題を済ませるタイプでした。
誰かに言われるわけでもなく、自分のペースで淡々とこなす。
正直、ほとんど手がかかりませんでした。
次男・三男は、声をかければやる子でした。
「宿題どうした?」と一言言えば、
「あ、そうだった」とすぐに取りかかる。
ちょっとしたリマインダーがあれば動ける子でした。
ところが、四男は違いました。
何度声をかけても、なかなか動かない。
「あとで」
「わかってる」
「今やろうと思ってた」
そんな言葉が続いて、気づけば夜の10時。
結局、私が横についてやっと宿題が終わる、という日が何度もありました。
私の育て方が悪いの?
当時の私は、本気で悩みました。
他の子たちはできたのに、なぜ四男はできないのだろう。
私の接し方が悪いのだろうか。
もっと厳しく言うべきなのか。
それとも甘やかしすぎたのか。
最初は、自分の声のかけ方が悪いのかもしれないと、そんなことばかり考えていました。
育児書も読みました。
「子どもが自分から動く声かけ術」とか「やる気を引き出す魔法の言葉」とか。
いろいろ試してみたけれど、四男にはなかなか効かず、宿題をやらない姿を見るたびに、不安になりました。
でも、子どもが大きくなるにつれて、少しずつわかってきたことがあります。
宿題を自分からやるか、やらないかは、子どもの性格によるところが大きい。
四男は今でも、興味があることなら誰よりも集中できる子です。
好きなことに向かうエネルギーは、小さい頃からすごかった。
でも、興味のないことは、本当にテコでも動かない。
それは宿題に限らず、あらゆる場面でそうでした。
同じ親が育てても、子どもはみんな違う。
得意なことも違う。
苦手なことも違う。
行動のペースも違う。
それなのに、私は無意識のうちに、
「上の子はできたのだから、四男もできるはず」
と思っていたのです。
「やらない子」ではなく「タイプが違う子」
今振り返ると、四男は決して怠け者ではありませんでした。
好きなことには驚くほど集中するし、興味のあることは、自分からどんどん調べる。
ただ、「宿題」というものに対する優先順位が低かっただけなのです。
子どもによって、行動のスイッチが入るポイントは違います。
言われなくてもできる子。
声かけが必要な子。
誰かと一緒ならできる子。
時間を決めると動ける子。
みんな違います。
自分を責めすぎないで
今、宿題のことで悩んでいるお母さんへ。
子どもが宿題をやらないと、つい焦ってしまいますよね。
「このままで大丈夫かな」
「将来困るんじゃないかな」
そんな不安が頭をよぎることもあると思います。
そして、子どもの宿題で悩んでいるお母さんは、私の周りでも意外と多かった💦
「うちなんか毎日バトルよ!」
なんて言うお母さんもいました。
ちなみに、「子どもが自分から宿題をやるようになる、完璧な方法」——これ、まだ人類が発明できていません😅
育児書を書いている専門家も、教育YouTuberも、ベテラン先生も、みんな「こうするといいよ」とは言うけれど、「これで100%うまくいく」とは言わない。
そう、宿題問題は、ノーベル賞級の難問なのです。
でも、だからこそ、うまくいかなくても自分を責めすぎないでほしい。
あなたが悩んでいるのは、あなたが真剣に子どもと向き合っている証拠です。
次回は、その難問に私がどう立ち向かったか——四男との壮絶な宿題バトルをお届けします。(壮絶、というか、ほぼ私の敗北記録ですが💦)
