この記事は全3回シリーズの第1回です。
少し、正直な話をします。
私、もともと子どもがそんなに得意じゃありませんでした。
「え?6人も産んだのに?」
はい、そうです(笑)。
妹との、あまりにも違う光景
私には、子どもが大好きな妹がいます。
私がまだ小学生の頃、親戚の集まりになると、いつも小さい子たちが妹の周りに集まってきた。
笑顔で遊んであげて、抱っこして、追いかけて——まるで子どもたちのアイドルでした。
では私はというと——
誰一人、来ませんでした(笑)。
子どもたちは正直です。
「この人、なんか違う」と本能的に察知するんでしょうね。
ちなみに妹は、幼稚園の先生をしています。
天職だな……と思います。
私と妹を並べると、どこからどう見ても「子ども好き」は妹の方。
当時の私は「自分には母性がないのかもしれない」と、少し引け目を感じていました。
我が子を産んだとき、変わったこと
そんな私が、娘を産んだとき。
かわいくて、かわいくて、たまりませんでした。
夜中に何度起きても、泣き声で目が覚めても、「かわいい」しか出てこなかった。
その後、男の子を5人産みましたが、やっぱり我が子はかわいい。
「あの子ども嫌いな子が、6人も産むとはね〜」
親も親戚も、驚いていました(笑)。
今はどうかというと
あれから何十年も経ち、今はどうかというと——
子どもたちが大きくなるにつれ、一緒に過ごす時間の中で、子どもというものへの見方が自然と変わってきました。
よその子どもを見て特別かわいいと思うかといえば、今でも妹ほどではないですが、昔ほど「苦手」という感覚もなくなってきました。
我が子を育てる中で、子どもの面白さや純粋さに何度も気づかされてきた。
それが積み重なって、気づいたら「そんなに苦手じゃないな」に変わっていた、という感じです。
人って、変わるものですね(笑)。
なので「私、子どもキライ!」なんていう若い子を見ると、
「あなたみないな人に限って、たくさん子どもを産むかもね」
なんて思ってしまいます😉
「母性がない」は思い込みだった
「私って、母性がないのかな……」
そう思ったことが、何度もあります。
でも、ユング心理学ではこう言われます。
「母性とは、生まれながらの本能ではなく、関係性の中で育まれるものだ」
子どもが好きかどうかと、良いお母さんかどうかは、まったく別の話です。
子ども全般が得意じゃなくても、我が子だけは格別にかわいい。
それで十分なのです。
「子どもが苦手な自分は、お母さんに向いていないのかも」——そう悩んでいるお母さんがいたら、声を大にして言いたい。
関係ありません(笑)。
子ども全般への感情と、我が子への愛情は、まったく別のものです。
妹のように子どもたちに囲まれなくても、我が子をちゃんと愛していれば、それで十分なのです😊
次回は、心理学が教える「愛情の正体」についてお話しします。

