この記事は全3回シリーズの第一回です。
少し、正直な話をします。
私、もともと子どもが好きじゃありませんでした。
「え?6人も産んだのに?」
はい、そうです(笑)。
子どもの頃から、私には妹がいました。
妹は子どもが大好きで、親戚の集まりになると、
いつも小さい子たちが妹の周りに集まってきた。
笑顔で遊んであげて、抱っこして、追いかけて——
まるで子どもたちのアイドルでした。
では私はというと——
誰一人、来ませんでした(笑)。
子どもたちは正直です。
「この人、なんか違う」と本能的に察知するんでしょうね(笑)。
ちなみに妹は、幼稚園の先生をしています。
天職だな…と思います。
そんな私が、娘を産んだとき。
かわいくて、かわいくて、たまりませんでした。
夜中に何度起きても、 泣き声で目が覚めても、
「かわいい」しか出てこなかった。
その後、男の子を5人産みましたが、やっぱり我が子はかわいい。
「あの子ども嫌いな子が、6人も産むとはね〜」
親も親戚も、驚いていました(笑)。
でも——
よその子どもを見て、特別かわいいと思うかといえば、別にそうでもない。
今もそれは変わっていません。
特別好きでもないし、かといって嫌いというわけでもない。
「私って、母性がないのかな…」
そう思ったことが、何度もあります。
でも、ユング心理学ではこう言われます。
「母性とは、生まれながらの本能ではなく、 関係性の中で育まれるものだ」
子どもが好きかどうかと、 良いお母さんかどうかは、 まったく別の話です。
子ども全般が好きじゃなくても、 我が子だけは格別にかわいい。
それで十分なのです。
次回は、心理学が教える、愛情の正体についてお話しします。

