6人の子どもを育ててきた私の体験談をもとに書いています。
「免許なんて、別にいいや」
結婚した時、そう思っていました。
主人は免許を持っていて車もある。
私は助手席に乗っていれば十分——そのはずでした。
それが覆ったのは、3人目を妊娠した時のことです。
「これは取らないと無理だ」と悟った瞬間
長女が4歳、長男が2歳の頃、3人目を妊娠しました。
徒歩通園の幼稚園。
雨の日の送り迎え。
増える買い物。
おむつのような大荷物…。
「このまま免許なしで3人育てるのは無理だ」
そう悟った私は、一念発起して教習所に通うことを決めました。
つわりが始まる前に取ろうとしたのに
計画では、つわりが始まる前に免許を取るはずでした。
でも——なかなか先に進めないうちに、つわりが始まってしまいました。
3人目のつわりは一番軽めで、吐くことはなかったのですが、ずっと二日酔いのような状態が続いていました。
そんな状態で路上教習に臨んでいた私を、今でも褒めてあげたいと思います👏
教官のガムの匂いが、つわりにクリティカルヒット
路上教習で一番つらかったのは、運転でも緊張でもありませんでした。
教官が噛んでいるガムの匂いでした。
噛んでいる最中のガムの匂いだけでなく、「さっきガム噛んでたよね?」という残り香もダメでした。
マウスウォッシュの匂いもダメでした。
つわり中の嗅覚は異常に敏感になります。
普段なら何とも思わないガムの匂いが、車内に充満して、もう限界——
でも「匂いが原因で気分が悪いです」とは言えない。
ハンドルを握りながら、ひたすら耐えていました。
つわりと匂いと戦いながらの路上教習は、生涯忘れることのできない修行となりました。
託児所付きの教習所が救世主だった
その教習所には託児所がついていました。
教習中、長女と長男を先生方に見ていただけたのは本当に助かりました。
長男は保育師の先生に、とてもなついていました。
私が免許を取り終わった後も、長男は「しぇんしぇいのとこ行きたい!」とゴネるようになりました。
教習所の先生が、すっかりお気に入りになってしまったのです(笑)
「もうお母さんは卒業したんだよ」と言い聞かせるのに、しばらくかかりました。
託児所付きの教習所は全国にあります。
お住まいの地域で探したい方は、こちらのサイトが便利です。
→ 託児所ありの自動車学校を検索する
「エリアから探す」で都道府県を選んで、「託児所あり」にチェックをして検索すると、お近くの託児所付き教習所が見つかります。

実技試験、2度落ちました
その教習所は卒業生の事故率が低いことで有名な、とても厳しいところでした。
実技試験に——2度落ちました。
つわりのせいもあったと思います。でも素直に言えば、私に運転の素養があまりなかったのも事実です😅
お金も余分にかかってしまいました。
でも今では、あの厳しい教習所で良かったと思っています。
しっかり叩き込んでもらったおかげで、今でも安全に運転できています。
免許を取って、生活が変わった
免許を取ってから、生活が劇的に変わりました。
雨の日の幼稚園送迎が、一番助かりました。
長女が年長、長男が年少、次男が1歳の頃は、雨の日だけでなく体調がイマイチの時も車で幼稚園に行けるようになりました。
その幼稚園は、基本徒歩通園ですが、「特別な事情」があれば、例外的に車での登園も認められていました。
駐車場が狭いので、雨の日はかなり混雑していましたが、徒歩通園に比べたら、ずいぶんラクでした
また、おむつのような大きな荷物も、車があれば一度にまとめ買いできる。
子どもの習い事に行くにも、車が大活躍しました。
「なんでもっと早く取らなかったんだろう」と思ったほどです。
その後、4人目、5人目、6人目が産まれて、
「あの時、本当につらかったけど、免許を取っておいてよかった」と思いました。
今でも主人を駅まで送ったり、ペーパードライバーにならないよう時々運転しています。
子育て中のお母さんへ——免許、取って損はないです
免許を取ろうか迷っているお母さんへ、経験者として言わせてください。
子どもが小さいうちに取っておくことを、強くおすすめします。
特に、徒歩圏内に何でも揃っているわけではない環境なら、車は本当に助かります。
妊娠中や子育て中に取るのは大変ですが——託児所付きの教習所を選べば、子どもを預けながら通えます。
つわりと教官のガムの匂いに耐えながらでも取れた私が言うので、間違いありません(笑)
この記事のまとめ
- 3人目妊娠をきっかけに、必要に迫られて免許を取得
- つわり中の路上教習は、教官のガムの匂いとの戦いだった
- 託児所付きの教習所なら、小さい子どもがいても通える
- 実技試験に2度落ちたが、厳しい教習所で良かったと今では思う
- 雨の日の送迎・大荷物の買い物——免許があると子育てが格段に楽になる
