この記事は全3回シリーズの第一回です。
おねしょで悩んでいるお母さんへ。
夜中にシーツを替えながら、
「また…」とため息をついたこと、ありませんか?
病院に連れて行っても、 おねしょシーツを買っても、
「朝起きたらトイレに行きなさい」と言い続けても、
なかなか治らない…。
「この子、いつまで続くんだろう」と 不安になっているお母さんに、
今日は少し、視点を変えた話をさせてください。
おねしょの原因として、よく言われるのは
膀胱の発達が未熟、 抗利尿ホルモンの分泌が少ない、 睡眠が深すぎる——
こういった身体的な理由です。
でも実は、もうひとつ見落とされがちな原因があります。
それが——
「子どもの心のサイン」です。
ユング心理学では、 言葉にできない感情は「身体症状」として現れることがあると言われています。
大人だって、緊張するとお腹が痛くなったり、 ストレスで体に不調が出たりしますよね。
子どもも同じです。
いや、むしろ子どもの方が、 感情を言葉にする力がまだ未熟な分、
体で表現することが多い。
おねしょもそのひとつかもしれません。
アドラー心理学では、 子どもの「問題行動」には必ず目的があると言います。
泣けば親が来てくれる。 熱を出せば優しくしてもらえる。
おねしょをすると—— お母さんが心配して、 夜中に起きて、 自分のそばにいてくれる。
子どもが意識的にやっているわけではありません。
でも心のどこかで、
「おねしょ=お母さんが来てくれる」
という結びつきができていることがあります。
では、なぜ子どもはそこまで 親を必要とするサインを出しているのか——
そのヒントが、夫婦関係にあることがあります。
次回は、夫婦仲とおねしょの、意外な関係についてお話しします。
