※この記事は全3回シリーズの第2回です。
私は6人の子どもを育ててきました。
子どもの性格も、通った園や学校の環境も、それぞれまったく違います。
その中で何度も耳にしたのが、
「ママ友がいないと困る」
「ママ友を作らないと情報が入ってこない」
という言葉でした。
でも実際には、私自身の経験を振り返ると、ママ友がとても助けになった時期もあれば、ほとんど関わりがなくても困らなかった時期もあります。
前回、上3人が通っていた幼稚園で、ママ友に助けられたお話をしました。
今回は、三男・四男・五男の子育てを通して私が実際に経験した、「ママ友との距離感」についてお話ししたいと思います。
バス通園で、関わり方が激変した
三男・四男が通った幼稚園は、前回とは正反対。
園バスあり、完全給食あり、延長保育もしっかりありの「三種の神器」フルセットでした。
これがどう変わったかというと――
ママ友との接点が、バス停での待ち時間だけになりました。
毎朝、決まった時間にバス停に行き、子どもをバスに乗せて、お見送り。
それで終わりです。
雨の日も、車を出し合う必要もなければ、誰かに気を遣う必要もありません。
バス停トークだけで、十分だった
「それじゃ寂しいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、これが意外と快適でした。
私の場合、同じバス停だったのが、若いけれどフレンドリーなママさんで、バスを待つ数分間、世間話をする程度の関係でした。
個人的に出かけたり、家を行き来したりすることは一切ありません。
それでも、
「今日は園庭開放があるみたいですよ」
「あ、それ私も知らなかった、教えてくれてありがとう」
そんな、ちょっとした情報交換ができるだけで、十分だったんです。
深い付き合いをしなかったけど、そんなに寂しいとは思いませんでした。
環境によって、必要なママ友の「濃さ」は変わる
ここで気づいたのは、ママ友がどれくらい必要かは、幼稚園の形態によって全然違うということです。
- 徒歩通園・お弁当ありの園 → 助け合いが必須で、関係も濃くなりやすい
- バス通園・完全給食の園 → 関係は薄くても、特に困らない
同じ「幼稚園のママ友」でも、こんなに違うんだと実感しました。
「ママ友がいない自分はダメなのかも」と悩んでいる方がいたら、まず今の環境がそもそもママ友を必要とする環境なのかを考えてみると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
あえてママ友を作らなかった、五男のケース
そして極めつけは、末っ子の五男のときです。
五男は、年中までは未就園、年長の途中から保育園に入るという、ちょっと異例のスタートでした。
保育園ということもあって、周りのお母さんたちはフルタイムで働いている人が多かったし、お迎えの時間もまちまち。
なので、ママさん同士で話しているところを、あまり見かけませんでした。
その保育園は、ママ友を作りにくい環境だったのかもしれません。
私もあえてママ友を作らず、送り迎えのときに挨拶をする程度。
それ以上、深入りはしませんでした。
結果――まったく問題ありませんでした。
困ったことも、特にありません。
「ママ友がいないと、いざというとき情報が入ってこなくて困るのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、先生に直接聞けば済む話です。
連絡帳もありますし、今は園からのお知らせも電子化されているところが増えています。
ママ友がいなくても、必要な情報はちゃんと入ってきます。
「ママ友が要らない人」もいて、当然
ここまでの経験を振り返って思うのは、
ママ友が必要かどうかは、その人の性格や、置かれている環境次第だということです。
私のように、子どもによって、時期によって、必要度がコロコロ変わる人もいます。
「みんなママ友がいるのに、自分にはいない」と焦る必要は、まったくありません。
次回は「小学校以降」のママ友関係について
幼稚園時代はここまでですが、小学校に上がると、また少し関係性が変わってきます。
PTAをきっかけに知り合った人との付き合い、子どもの成長とともに自然と疎遠になっていく流れ――。
次回は、その話をお伝えします。
