この記事は全3回シリーズの第2回です。
前回、50代のお母さんの「娘がひとりで子守唄を歌って寝ていた」という話をしました。
「じゃあ、どうすればいいの?」
そう思ったあなた、大丈夫です。
答えはびっくりするほどシンプルです。
今、思い切りかまってあげてください。
以上です(笑)。
……というわけにもいかないので、もう少し詳しくお話しします。
特別なことは何もいらない
「かまってあげる」と聞くと、なんだか大げさなことをしなければいけない気がしますよね。
テーマパークに連れて行く、素晴らしい体験をさせる、毎日手料理を作る——違います(笑)。
一緒に床に寝転んで、ブロックを積む。
子どもが「ねえ、見て!」と言ったとき、スマホを置いて「すごいね」と顔を向ける。
眠る前に、ぎゅっと抱っこする。
それだけでいいんです。
「そんなことでいいの?」と思いましたよね(笑)。
いいんです。むしろそれが一番大事です。
子どもが「見て!」と言ったとき、スマホから目を離して顔を向ける——これ、聞くと簡単そうですが、実際やってみると意外と難しかったりします(笑)。
でもその数秒が、子どもの心に「お母さんは私を見てくれた」という記憶として刻まれます。
感情口座に「愛情の貯金」を積み立てる
7つの習慣を書いたスティーブン・R・コヴィーは、「感情口座」という言葉を使っています。
人間関係には「感情の貯金」があり、日々の小さな関わりがその口座に積み重なる。
逆に、無視やすれ違いが続くと、残高が減っていく。
わかりやすく言うと——
毎日の「見てくれた」「抱っこしてくれた」「話を聞いてくれた」が、子どもの心の口座にコツコツ積み立てられていく。
そしてその残高が、反抗期も思春期も、大人になってからの関係も、すべてを支える土台になります。
逆に残高が少ないと——前回の50代のお母さんのように、23歳になってから「引き出し」にくる…💦。
**子どもが小さいうちの愛情貯金は、利率が高い。**
今積み立てた分が、何十倍にもなって返ってきます😊
ポジティブ心理学より 子ども時代に「無条件に受け入れられた」という体験が、大人になってからのレジリエンス(回復力)や自己肯定感と深く関係している。
今が「いちばん効率のいい時期」
愛情は、「大きくなってから」では遅いのではありません。
でも、小さいうちにたっぷり注いであげるほど、親も若くて体力があるし、子どもの吸収力も高い。
今がいちばん、効率のいい時期なのです。
「効率」という言葉を子育てに使うのもどうかとは思いますが(笑)、でも本当のことです。
3歳の子どもに注いだ愛情と、23歳になってから注ごうとした愛情では、吸収のされ方がまるで違います。
毎日完璧じゃなくていい
もちろん、毎日完璧にはできません。
怒ってしまう日も、ぐったりして相手にできない夜もある。
「今日もできなかった……」と罪悪感を抱えながら眠ることもある。
それでいいんです(笑)。
大切なのは「トータルで愛されている」という感覚。
毎日100点じゃなくても、全体として「ちゃんと見てくれている」と伝わることが、子どもの心の安全基地になります。
10回中3回でも、スマホを置いて「すごいね」と言えたら、それで十分。
7回スルーしたことより、3回ちゃんと向き合ったことの方が、子どもの記憶には残ります😊
次回は「忙しいママでも続けられる愛情貯金の積み立て方」についてお話しします。

