「やりたいこと」を毎日の仕組みに変える——ユング心理学が教えてくれた、自分らしい子育ての設計

子育ての仕組み

※この記事は全3回シリーズの第3回です。

気づいて、動いて——

その次は「続ける仕組み」を作ることです。

やる気は波のように上下します。
元気な日もあれば、何もしたくない日もある。子育て中なら特に(笑)。


でも仕組みは、やる気がない日でも静かに機能し続けます。
「やる気貯金」が底をついた日に助けてくれるのが、仕組みの力です。


「習います」と言った、その一言が仕組みになった

私がピアノを始めたとき、自分の中に一つの「仕組み」が生まれていました。

先生に「習います」と伝えた手前、すぐにやめるわけにはいかない。

その「言葉の責任」が、私をレッスンに通わせ続けてくれたのです。


これ、実は心理学的にもちゃんと理由があります。
人は「宣言したこと」と「行動」を一致させようとする習性があるのです(自己一致の法則、というやつです)。

つまり——

誰かに宣言する。それだけで、やる気に頼らずに続けられる仕組みができあがります。

「ダイエットする」と心の中で思っているだけでは三日坊主になりがちですが、「友達に宣言した」途端に続く、あの現象です(笑)。


気づけば何年も習い続け、「ピアノを弾く私」が当たり前になっていきました。

ユング心理学より
人は「なりたい自分」に向かっていく時、最も生き生きとする。
それは才能ではなく、本来の自分への帰還である。

「ピアノを弾く自分」が、少しずつ「本来の自分」になっていく感覚。これが続ける力になりました。


たった一つの習慣が、家族の絆を作った

子育ての中でも、知らず知らずに仕組みを作っていたことがありました。

「誕生日は家族でお祝いする」。

それだけです。特別なことは何もしていません。
豪華なパーティーでも、高いプレゼントでもない。
ただ、子どもが小さい頃からずっと、当たり前のように続けてきただけです。


でも今、子どもたちが成人して独立した今でも、「誕生日だからお祝いするよ」と声をかけると、自然と家族が集まります。

誰に言われるわけでもなく、当たり前のこととして。


兄弟仲が良いのも、もしかしたらこんな小さな習慣のおかげかもしれない——そう思うと、子育ってシンプルなものかもしれないと感じます。


「毎年続けてきただけなのに、こんな効果があったの?」と、正直自分でも驚いています(笑)。


仕組みとは「当たり前」を作ること

ユング心理学では、人は繰り返しの中に意味を見出し、アイデンティティを形成するといわれています。


「誕生日に集まる家族」という繰り返しが、子どもたちの中に「この家族でいることが当たり前」という感覚を育てたのかもしれません。

ポジティブ心理学より
幸福感は、大きな出来事よりも、小さなポジティブの積み重ねによって形成される。
「いつもそこにある安心感」が、人の心の土台を作る。

難しい教育論も、高価なおもちゃも必要ありません。

「これが我が家の当たり前」と思えるものを、一つ作るだけでいい。


仕組みとは、特別なことをすることではありません。
小さなことを、ただ続けること。
それがいつか、あなたの家族の「当たり前」になります。


あなたの家族の「当たり前」は、何ですか?

まだないなら、今日から一つ始めてみてください。

誕生日でも、週末の朝ごはんでも、寝る前の「おやすみ」でも。


「おやすみ」の一言なんて、10秒もかかりません(笑)。
でもその10秒が、毎日積み重なって「安心できる家族」を作っていきます。


どんなに小さなことでも、続けることで仕組みになります。

子育ては、仕組みで変えられます。そしてその仕組みは、思っているよりずっとシンプルです。


🍀🍀🍀

3回にわたってお伝えしてきた「人はやりたいことは、すでにやっている」というテーマ。

最後に、一番大切なことをお伝えして締めくくりたいと思います。


子育てに疲れた日も、イライラしてしまった夜も。「私はダメな母親だ」と思ったこともあった…。

それでも悩みながらもここまで続けてきた。

それはただ一つの理由からです。


あなたが子育てを続けているのは、誰かに強制されているからではないと思います。

今、子育てをすることを選んでいるということは、それがあなたの「やりたいこと」だからではないですか?

あなたはすでに、やりたいことに生きているのです。

このブログは、そんなあなたのために書いています😊

次のシリーズもお楽しみに。

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