「眠れない」「休めない」
子育て中のお母さんなら、一度は経験したことがあるはずです。
でも睡眠不足を「仕方ない」で片付けていると、身体が悲鳴を上げる日が来るかもしれません。
今日は、私が身をもって経験した「睡眠不足の怖さ」をお伝えします。
3人目が生まれて、人生で一番大変な時期が来た
長女が5歳、長男が3歳の時に、次男が生まれました。
今思えば、あれが人生で一番大変な時期でした。
長女は毎日徒歩通園の幼稚園。
雨の日も、眠い日も、赤ちゃんを抱えて送り迎えをしなければなりません。
長男はまだ3歳で、もちろん手がかかります。
そして生まれたばかりの次男は、昼も夜も関係なく泣きます。
自分のことを構っている暇など、1秒もありませんでした。
身体からのSOS——食事のたびに激痛が走った
そんな日々が続いたある頃から、食事をするたびにお腹がキリキリと痛むようになりました。
痛みで動けなくなることもありましたが、赤ちゃんが泣けば動かなければならない。
休みたくても休めない。
今思えば、身体が限界を超えて「休ませろ」と言っていたのだと思います。
それでも次男が9ヶ月になるまで、病院に行けませんでした。
「肝臓に影が見える」——検査入院することに
ようやく病院に行くと、「念のためエコーを見てみましょう」と言われました。
するとエコーに肝臓の影が映り、検査入院することに。
肝臓の組織を取って調べる必要があるとのことでした。
主人に仕事を休んでもらい、次男を実家に預けて入院。
検査前日にMRIを撮ったところ——肝臓の影は血液の塊で、生まれつきあるものだと判明。
検査で刺激しない方が良いということで、翌日には帰宅することになりました。
病院で爆睡したら、謎の腹痛が消えた
入院中、赤ちゃんに母乳を与えられなかったので、胸がパンパンになっていました。
でもその夜、久しぶりに誰にも邪魔されずに眠れたのです。
そして家に帰ったら——あれほど悩まされていた謎の腹痛が、跡形もなく消えていました。
「原因は睡眠不足だったのか」
拍子抜けするほどシンプルなオチでしたが、これが私にとって大きな転機になりました。
睡眠不足が引き起こす身体への影響
睡眠不足は、思っている以上に身体にダメージを与えます。
医学的にも、睡眠不足が続くと免疫力の低下、自律神経の乱れ、消化器系のトラブルなど、様々な症状を引き起こすことがわかっています。
私の謎の腹痛も、今思えば自律神経が乱れていたのだと思います。
睡眠不足は「疲れているだけ」では済まない、立派な身体へのダメージです。
育児中に睡眠を確保する「仕組み」3つ
この経験以来、私が意識してきた睡眠確保の仕組みをお伝えします。
仕組み① 赤ちゃんが寝たら、家事より先に自分も寝る
「赤ちゃんが寝ている間に家事を」とよく言いますが、限界の時は家事より睡眠を優先してください。
洗い物は明日できます。でも倒れたら誰も助けてくれません。
仕組み② 夫や家族に「寝かせてもらう時間」を作ってもらう
週に1回でも、2〜3時間まとめて眠れる時間を作ってもらうだけで、身体の回復が全然違います。
「手伝って」ではなく「○時から○時まで寝かせて」と具体的にお願いすることがポイントです。
仕組み③ 「完璧な家事」をやめる
床が多少散らかっていても、夕飯が手抜きでも、子どもは育ちます。
お母さんが倒れる方が、家族全員が困ります。
手を抜けるところは徹底的に抜いて、その分眠ることを「仕組み」にしてください。
睡眠だけは削らないで
あの入院騒ぎの後、私は心に決めました。
睡眠だけは、ちゃんと取る。
それだけを守って、6人育て切ることができました。
完璧なお母さんでなくていい。家が多少散らかっていてもいい。
でも睡眠だけは削らないでください。
お母さんが元気でいることが、家族全員にとって一番大切なことだから。
今まさに睡眠不足で限界を感じているお母さん、どうか今夜だけでも、少し長く眠ってください。
この記事のまとめ
- 育児中の睡眠不足は「仕方ない」では済まない、身体へのダメージになる
- 睡眠不足は自律神経を乱し、消化器系など様々な症状を引き起こす
- 赤ちゃんが寝たら家事より先に自分も寝ることを優先する
- 夫や家族に「寝かせてもらう時間」を具体的にお願いする
- お母さんが元気でいることが、家族全員にとって一番大切

