※この記事は全3回シリーズの第3回です。
「子どもともっと一緒にいてあげたい」
——そう思っていても、仕事や家事に追われてなかなかできない。
わかります。
本当によくわかります。
「今日こそゆっくり話を聞いてあげよう」と思っていたのに、気づいたら夜の9時。
子どもはもう寝ている……なんてこと、ありませんか?(笑)
今日は「がんばる」ではなく「仕組みで解決する方法」をお伝えします。
特別な時間は必要ない
まず、大きな誤解を一つ解かせてください。
子どもが求めているのは、豪華なお出かけでも、高価なプレゼントでもありません。
「ママが自分を見てくれている」という感覚、それだけです。
テーマパークに連れて行っても、ずっとスマホを見ているお母さんより、家でぼーっと並んでテレビを見るだけでも「今日楽しかったね」と言えるお母さんの方が、子どもの心には深く残ります。
「え、そんなことでいいの?」と思いましたよね(笑)。
いいんです。むしろそっちの方がいい。
だから仕組みもシンプルでいい。たとえば——
- 帰ったら5分間、今日あったことを笑顔で聞く
- 週に一度、二人だけで買い物に行く
- 毎晩、絵本の読み聞かせをする
どれも小さなことです。
「5分間だけ」「週一回だけ」「寝る前だけ」——
これくらいのハードルなら、忙しいお母さんでも続けられます。
「続ける」ことに意味がある
ここで大事なのは「続けること」です。
月に一度の豪華なお出かけより、毎日の「おかえり、今日どうだった?」の方が、子どもの安心感を育てます。
これはポジティブ心理学でも言われていることです。
ポジティブ心理学より
幸福感は大きな出来事よりも、小さなポジティブの積み重ねによって形成される。
「いつもそこにある安心感」が、人の心の土台を作る。
毎日続けることで、子どもの中に「ママはいつも自分を見てくれている」という安心感が育ちます。
そしてその安心感が、困らせる行動を必要としない子どもを育てていきます。
「仕組みが子育てを変える」というのは、こういうことです。
Aさんの変化
前回ご紹介したAさん。「ママと一緒にいたい」という娘さんの本音を知り、週末に意識的に一緒の時間を作るようにしました。
仮病がなくなっただけでなく、Aさん自身にも変化がありました。
「子どもに教えてもらった気がする」と、Aさんは言います。
子どもは困らせることで、「もっとつながりたい」と伝えていた。
その声に気づいて向き合ったことで、二人の関係はより深くなりました。
「あのとき娘が仮病を使ってくれなかったら、私は気づかないままだったと思う」と笑いながら話してくれました。
子どもって、すごいですよね。
言葉にできないことを、ちゃんと伝えようとしている。
子どもの困らせる行動は、手紙だった
子どもを困らせる行動は、子どもからあなたへの手紙です。
言葉ではなく行動で書かれた、不器用な手紙。
「もっとそばにいて」「私を見て」「つながっていたい」——
その手紙を読めたとき、子育ては愛おしいものに変わります。
今日から試してほしいのは、たった一つだけ。
「この子は今、私に何を伝えようとしているのかな?」
そう思いながら子どもを見てみてください。
きっと見える景色が、少し変わるはずです😊
3回シリーズ「子どもの困らせる行動はSOSのサイン」、最後まで読んでいただきありがとうございました!
次のシリーズもお楽しみに。

