※この記事は全3回シリーズの第2回です。
前回、余裕を作る一番手っ取り早い方法は「深呼吸」だとお伝えしました。
今回は、深呼吸の正しいやり方と、
その奥に隠れた深い意味についてお話しします。
深呼吸は「吐く」が先
深呼吸というと、「大きく吸って〜」とやりがちですが、
実はそれは逆です。
正しい深呼吸は、まず吐くことから始まります。
吐ききってから吸う。これがポイントです。
お腹をへこませながら息をしっかり吐ききる。
肺の中を空にする。
そうして初めて、新鮮な空気が深くまで入ってきます。
吸う前にまず出す——これが腹式呼吸の基本です。
①お腹をへこませながら、息をゆっくり全部吐ききる(4〜6秒)
②吐ききったら、お腹を膨らませながらゆっくり吸う(4〜6秒)
③これを3回繰り返す
「呼吸」も「出納帳」も、出すが先
ここで、一つ面白いことに気づきませんか?
「呼吸」という漢字をよく見てください。
「呼」は吐く、「吸」は吸う——
つまり、呼吸という言葉自体が「まず吐いてから吸う」
という順番になっているのです。
もう一つ。
現金の出入りを記録する帳簿を「出納帳」と言いますね。
「出」が先で「納(入)」が後——お金の管理でも、出すことを先に書く。
この世はまず「出す」が先。
息も、お金も、エネルギーも——
まず出すことで、新しいものが入ってくる。
余裕がないとき、私たちはつい「もらおう」「得ようと」します。
でも本当は逆で、まず自分から何かを出すことで、流れが生まれるのです。
次回は「深呼吸を毎日の仕組みにする方法」をお伝えします。

