お母さんの口癖が、そのまま子どもの口癖になっていた

子育ての仕組み

※この記事は全3回シリーズの第2回です。

前回、おままごとが「お家の中の再現ドラマ」になるという話をしました。

今日は、その中でも特に影響力が大きい「言葉」——特に口癖についてお話しします。


口癖は、無意識の鏡

口癖というのは、本人が意識していない言葉です。

「あ、また言ってしまった」と気づかないまま、毎日何十回も使っている言葉。
それが口癖です。

だからこそ、恐ろしい💦

意識して言っている言葉は、ある程度コントロールできます。


でも口癖は、気づかないうちに出てくる。

そしてその言葉を、子どもはしっかり吸収しています。


こんな口癖、心当たりありませんか?

ネガティブ系の口癖

「どうせ無理」
「また失敗した」
「私なんて」
「疲れた」
「もう嫌」

比較系の口癖

「あの子はできるのに」
「なんでうちの子は」
「普通はこうでしょ」

急かす系の口癖

「早く早く」
「まだ終わらないの」
「何やってるの」
「いつになったらできるの」

……読んでいて、心当たりがありましたか?

私はあります😅
「早く早く」は特によく言っていました。

6人いると、朝の支度は戦争ですから💦


子どもへの影響

これらの口癖が子どもに与える影響は、じわじわと現れます。

「どうせ無理」が口癖のお母さんの子どもは、挑戦する前に「どうせ無理」と言うようになる。

「早く早く」が口癖のお母さんの子どもは、いつも何かに追われているような焦りを感じるようになる。

「なんでうちの子は」が口癖のお母さんの子どもは、自分はダメだという感覚を積み重ねていく。

ユング心理学より
「親の無意識は、子どもの無意識に直接語りかける」——言葉の意味より先に、言葉のトーンや感情が子どもの深いところに届く。


逆に、こんな口癖は子どもを育てる

ネガティブな口癖がある一方で、子どもをぐんぐん育てる口癖もあります。

「大丈夫」
→「失敗しても大丈夫」「うまくいかなくても大丈夫」という安心感を育てる。

「面白いね」
→好奇心と探求心を育てる。

「ありがとう」
→感謝する習慣と、人への思いやりを育てる。

「あなたならできる」
→自己肯定感と挑戦する勇気を育てる。

「楽しいね」
→日常の中に喜びを見つける力を育てる。

どれも特別な言葉ではありません。

でも毎日繰り返されることで、子どもの心の土台になっていきます。


まず「知ること」から

「口癖を変えましょう」と言うのは簡単ですが、無意識に出てくるものを変えるのは、そう簡単ではありません。

だからまず、「知ること」から始めてください。

「私の口癖は何だろう?」と一度だけ考えてみる。それだけでいいです。

知っているだけで、少しずつ変わっていきます。


次回は、口癖を変える「仕組み」についてお伝えします。

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