「ラスボス」と呼ばれていた娘が、結婚しました
我が家の長女には、弟が5人います。
娘は弟が増えるたびにどんどん頼もしくなり、中学・高校ではクラス委員を歴任。
あだ名は「委員長」。
浪人時代には予備校の男子から影で「ラスボス」と呼ばれていたと、後から聞きました。
そんな娘が26歳で結婚すると言った時、正直な第一印象は——「まだ早いんじゃない?」でした。
大学で、まさかの彼氏ができた!
そんなしっかり者の娘が、大学で同じ学部の男性とお付き合いを始めたと聞いた時、家族全員が少し驚きました。
弟たちもまだ幼かったので、長女の恋愛にあれこれ干渉する余裕もなく、気づいたら社会人になっていた、という感じです。
相手の方は真面目な感じのいい人でした。
「まあ、うちの娘のことだから大丈夫でしょ」というのが、親としての本音でした。
「心配は呪いと同じ」と聞いてから、子どもの心配をやめた
子どもの結婚に際して、心配事がゼロだったかといえばそうではありません。
でも、あるとき「心配は呪いと同じ」という言葉を聞いてから、子どもたちへの過剰な心配をやめるようにしました。
統計的にも、心配事のほとんどは実際には起きないそうです。
それよりも「この子ならきっと大丈夫」と信じて送り出す方が、お互いにとってずっといいと思っています。
横浜のホテルで、こじんまりとした結婚式
結婚式は横浜のおしゃれなホテルで、両家の親族のみ約20人というこじんまりとした式でした。
チャペルで式を挙げ、そのあと食事会。
外国人の牧師さんのお話は、英語なまりでよく聞き取れなかったのですが(笑)、食事も美味しく、とても素敵な式でした。
主人は大泣きするかと思いきや、特に泣くこともなく平和に過ごしていました。
娘の部屋は、三男が秒でゲットした
娘が家を出ると、すぐに三男が娘の部屋を自分の部屋にしました。
我が家の弟たちは、なかなか自分の部屋をもらえません。
待ちに待っていた三男は、「待ってました!」とばかりに颯爽と引っ越していきました😅
紅一点の娘がいなくなって、家の中から少し華やかさが消えた気がしましたが、それも束の間のことでした。
「寂しい」より「変わらない」が正直なところ
娘が家を出て、寂しいかと聞かれれば——正直、そこまで寂しくありませんでした。
理由はシンプルで、生活がほとんど変わらなかったからです。
ご飯は相変わらず大量に作るし、洗濯物は山のように出てくる。
娘が家を出ても、5人の弟たちがいるので、家の中の賑やかさは変わりません。
しかも電車で1時間半ほどの距離に住んでいるので、年末年始には泊まりに来てくれます。
家族LINEでちょこちょこ様子もわかるので、そんなに大きな変化は感じませんでした。
親子は少し距離があるくらいがちょうどいい
娘が結婚して、親子って、少し距離があるくらいがちょうどいいんだと気付きました。
近すぎると、お互いに息苦しくなる。
でも遠すぎると、寂しい。
1時間半という距離は、我が家にはちょうどよかったみたいです。
会いたければ会える。
でも日常は、それぞれの生活がある。
むしろ以前より、親子関係は良好になったと思います。
子どもの結婚・巣立ちに不安を感じているお母さんへ
子どもが結婚すると聞いたとき、素直に喜べないお母さんもいると思います。
「まだ早い」
「相手はどんな人だろう」
「ちゃんとやっていけるだろうか」
——そんな気持ちは、子どもを愛しているからこそ出てくるものです。
でも一つだけ、お伝えしたいことがあります。
子どもを信じて送り出すことが、一番の応援になります。
心配するということは、裏を返せば「あなたは大丈夫じゃないかもしれない」というメッセージを送り続けることでもあります。
それよりも「この子ならきっと大丈夫」と信じて送り出す方が、子どもの背中を押すことになる。
統計的にも、心配事の約9割は実際には起きないそうです。
残りの1割が起きたとしても、子どもは自分で乗り越える力を持っています。
巣立ちは「終わり」じゃなく「変化」
子どもが家を出ると、最初は家の中がぽっかり空いたように感じるかもしれません。
でも実際には、親子の関係が終わるわけではありません。形が変わるだけです。
一緒に住んでいた時とは違う、新しい親子関係が始まります。
適度な距離があるからこそ、会った時が嬉しい。
LINEの一言が温かく感じる。そういう関係に変わっていきます。
親子は近すぎると息苦しくなることがある。
少し距離があるくらいがちょうどいい——それが、6人育てた私の実感です。
子どもの巣立ちを不安に思っているお母さん、大丈夫ですよ。
子どもはちゃんと自分の人生を歩んでいきます。
これからは、自分の時間を楽しんでいきましょう!
