この記事は全3回シリーズの第1回です。
「ママ友との距離感、どのくらいがちょうどいいんだろう?」
そう感じたことはありませんか?
今日は、その距離感を見極めるための、ちょっとドキッとする話をします。
「このママ友、なんでも話してくれるな」と思ったら
以前、子ども同士が仲良くなったことで、親しくなったママ友がいました。
グループの中でもリーダー格で、しっかりした印象のお母さんでした。
親しくなるにつれて、色々な話をしてくれるようになりました。
最初は「信頼してくれているんだな」と嬉しく思っていました。
でも——話題がだんだん深くなっていきました。
お兄さんの夫婦仲のこと(結構、深い内容でした😓)。
家庭内のケンカの話。
子どもの成績の話。
ご近所のご家庭の内情。
そして、ある日。
「うちの主人ね、健康診断でコレステロールの数値が○○で……」
……旦那さんの健康診断の数値まで(笑)。
さすがにドン引きしました。
「何でも話してくれる人」の正体
「この人、なんでも話してくれるな」と思っていた私は、あるとき気づきました。
「何でも話してくれる人は、何でも話してしまう人」なのだということに。
私のことも、きっと他のお母さんたちに話しているはず。
「○○さんのところはね……」と。
悪意があるわけではありません。
ただ、「話すことへのブレーキ」が、他の人より少ないだけ。
でもその「ブレーキのなさ」が、話をされた側にとっては脅威になります。
これが、ママ友との距離感を考えるうえで、一番見落とされやすいポイントだと思っています。
ママ友トラブルの原因は「口」にある
案の定、後日そのお母さんの「話しすぎ」がきっかけで、ママ友グループの中でトラブルが起きました。
誰かの話を別の誰かに話して、それが当事者に伝わって——という、よくあるパターンです。
ママ友トラブルの原因のほとんどは、実は「口」にあります。
悪意があるかどうかではなく、「話してしまう」という習慣が、じわじわとトラブルを生んでいく。
アドラー心理学より
「人間の悩みはすべて対人関係にある」——ママ友関係のストレスも例外なし。
関係を守るためには、情報の流れを意識することが大切。
「何でも話してくれる人」とのちょうどいい距離感
私はその後、そのお母さんとの距離を少しずつ置くようにしました。
嫌いになったわけではありません。
ただ、話す内容を「当たり障りのないこと」だけに絞りました。
天気の話、子どもの習い事の話、近所のおいしいお店の話——広まっても困らない話だけ。
最初は少し寂しい感じもしましたが、慣れてしまえば気楽なものです。
「何でも話してくれる人」と心地よく付き合うコツは、「自分も何でも話す」必要はないと知ることです。
まとめ
「何でも話してくれるママ友」は、信頼の証ではなく、「話すことへのブレーキが少ない人」かもしれません。
その人を嫌う必要はありません。
ただ、自分が話す内容を選ぶこと——それだけで、ママ友との距離感はちょうどよくなります。
次回は、「なぜ人は話しすぎてしまうのか」を心理学的に解説します。
