「学校どうだった?」
「別に」
このやりとり、心当たりはありませんか?
低学年の頃は、聞かれなくても学校のことを話してくれていた子どもが、高学年になると急に話さなくなる——多くのお母さんが経験する変化です。
今日は、「話さなくなった」高学年の子どもと、どう関わればいいかをお伝えします。
なぜ「学校どうだった?」に「別に」と返すのか
小学校高学年になると、子どもは急速に成長します。
自分の感情を整理する力がついてきた。
人間関係の複雑さに気づき始めた。
「全部話さなくてもいい」という判断ができるようになった。
つまり——「別に」は、成長の証拠なんです。
「親に心配かけたくない」
「うまく言葉にできない」
「話しても変わらない」
——子どもなりの理由があって、言葉を選んでいる場合も多いです。
成長は嬉しいけれど、親としては少し寂しい。
でも、だからこそ関わり方を変える必要があります。
高学年の子どもと会話を増やす3つの関わり方
①「どうだった?」より「今日の面白いことは?」
「学校どうだった?」という質問は、高学年になると「別に」で終わりやすいです(笑)。
質問の角度を変えてみてください。
「今日、面白いことあった?」
「誰かと笑ったこと、あった?」
少し角度を変えるだけで、会話が広がりやすくなります。
「どうだった?」は答えの範囲が広すぎて、考えるのが面倒になる質問なんです。
②「横並び」で話す
面と向かって「話しなさい」と言うより、一緒に何かをしながら話す方が、高学年の子どもは話しやすくなります。
車の中、料理を手伝いながら、並んでテレビを見ながら
——「横並び」の状況が、子どもの本音を引き出すことがあります。
正面から向き合うと、子どもは「詰問されている」感覚になりやすい。
横並びだと、視線を合わせなくていい分、リラックスして話せるのです。
③「知っているよ」より「教えて」
子どもから話を聞くとき、「ああ、それ知ってる」と言いたくなることがあります。
でも「それ、どういうこと?もう少し教えて」と言う方が、子どもは話し続けてくれます。
子どもを「教える立場」にすることで、自然と会話が深まります。
子どもが話してくれないとき、無理に聞き出さなくていい
子どもが全部話してくれなくても、大丈夫です。
高学年になれば、話さないことも子どもの権利です。
自分の気持ちを整理する時間も必要です。
大切なのは——
「いつでも話せる場所がある」と子どもが感じていること。
全部聞き出そうとしなくていい。
ただ、「話したいときに話せる場所」を作り続けること。
それだけで、子どもは安心して学校に行けます。
7つの習慣より
「まず理解することに徹する」——子どもの話を聞くとき、解決より先に理解しようとする姿勢が、信頼関係を作る。
あの日の息子へ
以前、息子がクラスの人間関係の悩みを一人で抱えていたことがありました。
「どっちの味方もできない」と、誰にも言わずにいた息子へ。
もっと早く気づいてあげればよかった。もっとゆっくり話を聞く時間を作ればよかった。
でも話してくれたとき、ちゃんと聞けてよかった。
「そっか、それは難しいな。でもどっちの友達も大切にしようとしているあなたは、優しいね」
あの時の言葉が、息子の心に残っていたらいいなと思っています😊
まとめ
小学校高学年の子どもが話さなくなるのは、自然な成長です。
「どうだった?」を「今日の面白いことは?」に変えてみる。
横並びで話してみる。「教えて」と聞いてみる。
小さな工夫の積み重ねが、子どもとの会話を少しずつ増やしていきます。
「別に」「普通」しか返ってこない会話に、
悩んでいるお母さんは意外といます。
聞き方を少し変えるだけで、
子どもの言葉が変わることがあります。
焦らず、少しずつ試してみてください。

