お子さんが3歳のとき、どんな言い間違いをしていたか、覚えていますか?
「ねずみ」を「ねみじゅ」と言っていたとか、「開けて」を「あたけ」と言っていたとか——
「あったあった!」と思い出せた方、あなたはラッキーです。
ほとんどのお母さんは——
「……なんか可愛いこと言ってたような気がするけど、思い出せない😭」
そうなんです。日常の小さな出来事は、驚くほどの速さで消えていきます。
体操の先生が、不審者だった件
わが家に、こんな記録が残っています。
息子が幼稚園の頃、防災訓練がありました。
先生から「不審者が来たら逃げましょう」と教わったらしいのですが——
息子が家に帰ってきてこう言ったんです。
「ねえ、今日ね、不審者が来たんだよ。体操の先生だった」
……体操の先生、無実です(笑)。
どうやら「役を演じた先生=不審者本人」と思い込んでいたようで。
その日から少しの間、体操の先生への信頼が揺らいでいたかもしれません😅。
運動会の作文に、運動会が1ミリも出てこない件
もうひとつ、1年生の運動会の作文。
「うんどうかいの たのしいおもいで」というタイトルなのに——
書いてある内容は、お弁当の詳しい説明。
から揚げとウインナーと卵焼き……入っていた全てのおかずについて。
おにぎりの中身は、たらこが一番美味しかったとか。
デザートには、いつも見かけないメロンが入ってたとか……。
運動会、1ミリも出てきません(笑)。
かけっこは?玉入れは?組体操は?——全部吹っ飛んで、頭の中はお弁当でいっぱいだったようです。
これが、宝物になる
子どもが大きくなってから「ねえ、知ってる?幼稚園の頃、体操の先生が不審者だと思ってたんだよ」と話すと——
「えーーー!まじ?恥ずかしい!」と言いながら、ケラケラ笑ってくれる。
その瞬間が、何物にも代えられない。
そして面白いことに、子どもが成人した今でも、幼かった頃の話をすると目をキラキラさせて聞いてくれます。
大人になっても、自分の小さかった頃の話は特別なのです。
「私ってそんなだったんだ」
「覚えてくれてたの?」
——その顔が、また宝物になる。
記録しておいたことが、子どもが20歳になっても、30歳になっても、笑い話や懐かしい話として家族をつないでくれる。
これは経験してみないとわからない、記録の力だと思っています😊
大きな出来事より、小さな笑える記録の方が輝く
運動会の記念写真より、「運動会の作文なのにお弁当のことしか書いていない」というエピソードの方が、何十年後も笑えます。
入学式の写真より、「体操の先生を不審者だと思っていた」という話の方が、家族の会話のネタになります。
大きな出来事より、小さな笑える記録の方が、何倍も輝く。
ユング心理学より
子どもは覚えていなくても、「お母さんが覚えていてくれた」という事実が、深いところで「自分は大切にされていた」という感覚になる。
記録することは、子どもへの愛情の積み立てでもあります。
今日から始めてほしいこと
「記録しておけばよかった」と後悔するのは、いつも後からです。
今日、お子さんが何か面白いことを言ったら——LINEのメモでも、手帳の端っこでも、なんでもいいのでとにかく書き留めてください。
写真じゃなくていい。
上手な文章じゃなくていい。
「今日言ってた面白いこと」をひとこと書くだけでいい。
それが10年後、20年後の家族の宝物になります😊
【この記事のまとめ】
子育ての記録は、今のあなたには
「ただのメモ」に見えるかもしれません。
でも何十年後かに読み返したとき、
それは宝物になっています。
あの頃の子どもの言葉、
あの頃の自分の気持ち。
書いておかないと、必ず忘れます。
完璧じゃなくていい。
一言でいい。日付だけでもいい。
今日の小さな記録が、
未来のあなたを救ってくれます。

