この記事は全3回シリーズの第3回です。
「気をつけよう」と思っていても、気が緩む瞬間はあります。
楽しい会話の流れで、つい言ってしまった。
LINEのやりとりで、感情的になって送ってしまった。
人間だから、当然です(笑)。
「気をつけよう」と心に誓った翌日に、うっかりやってしまうのが人間というもの。
だから「気をつける」ではなく、仕組みにする。
仕組み①「話す前に3秒ルール」を持つ
何か打ち明けようとした瞬間に、心の中でこう問いかける。
「これが10人に知られても、困らないか?」
困る、と感じたなら——言わない。
これだけです。たった3秒のひと呼吸が、後悔を防ぎます。
「3秒だけ?そんなので本当に止まれるの?」と思いますよね(笑)。
でも意外と止まれます。
問いかける習慣さえつけば、かなりの確率で防げます。
7つの習慣の「主体的である」という原則そのものです。
反応する前に、一瞬立ち止まる。
その習慣が、人間関係を守ります。
仕組み②「話す相手」ではなく「話す場所」を変える
どうしても誰かに話したい。
吐き出したい。
そんな気持ち、よくわかります(笑)。
人間、溜め込むにも限界があります。
そんなときは、ママ友ではなく「別の場所」に話す仕組みを持ちましょう。
遠方の古い友人、学生時代の親友、全然違うコミュニティの知人——地域のママ友ネットワークとつながっていない相手なら、話が広がるリスクがぐっと下がります。
「紙に書いてビリビリに破る」という方法も意外と効果的です。
ユング心理学より
書くことで無意識を整理できる。
感情を外に出す効果は、誰かに話すことと変わらない。
言いたいことを紙に全部書き出して、思いっきり破って捨てる。
しかも感情を出す効果は、話すことと変わらない。
誰にも見られない、広まらない、残らない——しかもビリビリする瞬間のスッキリ感がたまらない(笑)。
これ、最強の方法かもしれません。
仕組み③「余計な一言」を言いそうな状況を避ける
トラブルになる発言は、たいてい特定の状況で生まれます。
お酒が入ったとき。
疲れているとき。
グループLINEが盛り上がっているとき。
「この状況では深い話をしない」とあらかじめ決めておく。
疲れているときのLINEの返信は、翌朝にする。
グループLINEでは、当たり障りのない話題だけ返す。
「既読スルーは失礼では?」と思う方もいるかもしれませんが、感情的なまま送って後悔するより、翌朝冷静になってから返す方が、ずっと関係を守れます(笑)。
仕組み④「身体に関すること」は、絶対に言わない
「〇〇ちゃん、体が小さくてかわいいわね」——褒めるつもりで言った言葉が、「え?うちの子は発達が遅いってわけ?」と受け取られることも。
身体のことは、褒め言葉でもリスクがあります。
これは知人の話ですが——お隣同士で、親子共々とても仲の良いご家族がいました。
ところがお母さん同士の会話の中で、「もう少し痩せたら、昔のスーツも着れるんじゃない?」と言ったことが引き金になり、今は険悪な仲になってしまいました。
仲が良いから「このくらい言っても許してもらえる」と思ったのかもしれません。
でもどんなに仲が良くても、身体のことは言わない方が無難です。
「親しき仲にも礼儀あり」とはよく言ったもので、親しいからこそ、言葉は慎重に(笑)。
「言わない」は、冷たさではなく愛情
距離感を持つことは、相手を信頼していないのではありません。
自分を守り、相手も守り、関係を守る。
アドラーの「課題の分離」より
自分がコントロールできないことに、エネルギーを使わない。
話したことが広まるかどうかは、自分にはコントロールできません。
でも、「何を話すか」は自分で決められる。
穏やかなママ友関係は、意図的に作るもの。
子育てで精一杯のあなたの毎日を、人間関係のトラブルで消耗させないために。
「言わない仕組み」は、あなたとあなたの家族を守る、静かな知恵です😊
仕組みで子育てと毎日をラクに——次回も一緒に考えていきましょう。

