深呼吸を「仕組み」にする——余裕のある母親が、余裕のある子供を育てる

子育ての仕組み

※この記事は全3回シリーズの第3回です。

深呼吸が余裕を生む。
吐ききってから吸う。
出すのが先——


ここまで読んでくださったあなたは、もう深呼吸マスターへの道を歩んでいます。

でも「そんなこと、忘れてしまう」という方へ。

今回は深呼吸を、毎日の仕組みに組み込む方法をお伝えします。


「思い出したときにやる」では続かない

深呼吸のいいところは、いつでもどこでもできること。

でも、ここに落とし穴があります。

「いつでもできる」ことは、「いつもやらない」になりがちです。


「今日もやらなかった」「また忘れた」——
そんな繰り返しで、気づいたら深呼吸のことを完全に忘れている。
これ、ダイエットや日記と同じパターンですね。


特に「余裕がないとき」に「余裕を作る行動」を思い出すのは、なかなか難しい。

余裕がないから思い出せない、思い出せないから余裕が生まれない——この悪循環を断ち切るために、仕組みにしてしまうのです。


今ある生活に「差し込む」だけでいい

仕組みといっても、難しいことは何もありません。

新しい習慣を「ゼロから始める」のではなく、すでにある行動にくっつけるだけです。

たとえば——

朝、目が覚めたらまず3回深呼吸してから起き上がる。
布団の中でできます。着替えも洗顔も必要なし。
目が覚めた瞬間、3回だけ。


子どもが学校に行った後、お茶を飲む前に深呼吸。
お茶を飲む前、というのがポイントです。
「お茶=深呼吸」と体に覚えさせてしまう。


イライラしそうになったら、まず一回だけ息を吐ききる。
子どもに「何度言えばわかるの!」と言いたくなったとき、一回だけ先に吐く。
言葉より先に息が出てくれば、ちょっと冷静になれます。


寝る前に3回深呼吸してから目を閉じる。
今日のイライラや心配事を、息と一緒に吐き出してから眠る。
これだけで睡眠の質が変わります。


特別な時間も、道具も、お金も必要ありません。
今ある生活の中に、ただ「深呼吸をする一瞬」を差し込むだけでいい。


カラカラでは、注げない

子育てで余裕をなくすのは、あなたが弱いからではありません。
それだけ真剣に向き合っているからです。


でも、カラカラに乾いた状態では、子どもに与えられるものも少なくなってしまう。


コップに水が入っていなければ、誰かに注いであげることはできません。
まず自分のコップを満たすこと——それは決してわがままではなく、子どものためでもあります。


飛行機の中で「緊急時はまずご自身が酸素マスクをつけてから、お子様をお助けください」というアナウンスがありますよね。

あれ、子育て全般に言えることだと思いませんか。

まず自分に余裕を与えること。それが、子どもへの最大のギフトになります。


今日から始める、たった一つのこと

余裕がないとき、難しいことは何もしなくていい。

ただ一度、深呼吸する。

お腹をへこませながら、ゆっくり全部吐ききる。それだけ。

それだけで、今日は十分です😊


余裕のあるお母さんが、余裕のある子どもを育てる。
その第一歩は、一回の深呼吸から始まります。


3回シリーズ、最後まで読んでいただきありがとうございました!

次のシリーズもお楽しみに。

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