「自己肯定感を高めてあげたい」
最近よく聞く言葉ですよね。
本を読んで、セミナーに行って、声かけを工夫して——でもなかなか手応えが感じられない。
今日は、我が家の子ども達の「自己肯定感」の話をしたいと思います。
うちの長女、「自己肯定感」という言葉を知らないかもしれない
6人の子どもを育ててきました。
子どもたちを見ていると、全員どこか自己肯定感が高めな気がします。
特に長女は——おそらく「自己肯定感」という言葉の意味すら考えたことがないと思います。
それくらい、自然体で自分を信じている。
「なんでそうなったんだろう」と考えた時、夫婦で決めていた2つの信条にたどり着きました。
我が家の信条① いいところを見つけて褒める。きょうだいで比べない。
これは子どもが生まれた時から、夫婦で決めていたことです。
「〇〇ちゃんはできるのに、なんであなたはできないの」
といったような、比べるような言葉は、一度も言いませんでした。
6人もいると、得意なこと・苦手なことが全員バラバラです。
勉強が得意な子、運動が得意な子、人付き合いが上手な子
——比べようと思えばいくらでも比べられる。
でも比べた瞬間、子どもは「自分はダメなんだ」を学びます。
アドラー心理学では「人は比較されることで勇気をくじかれる」と言います。
大人だって、人と比べられたらヘコみますよね。
そんな言葉を親から言われたら、子どもはどれほど傷つくことか…。
逆に言えば、比べなければ、子どもは自分のペースで自分を信じて育っていけるのです。
我が家の信条② 「自慢は親にだけしていい」ルール
これは少し変わったルールかもしれません。
子どもたちにずっと言い続けてきた言葉があります。
「自慢は他の人にしちゃダメ。でもお父さんとお母さんには、めいっぱい自慢していいよ」
テストで良い点が取れた。
縄跳びが跳べるようになった。
絵を褒められた。
そういう時、子どもたちは家に帰ってきて思いっきり自慢します。
そして私たちは思いっきり喜ぶ。
「すごい!やったね!」を全力で受け取る場所が、家庭でした。
なぜ外では自慢しないように言ったか——それは人間の「嫉妬心」を知っていたからです。
大人の世界でも、子どもの世界でも、自慢は時として人間関係をこじらせます。
そして人間関係のトラブルは、自己肯定感を下げる大きな原因にもなります。
自己アピールは大切。でも「自慢」にはリスクがある。
これが正しいかどうか、正直今でもわかりません。
でも子どもたちの人間関係を見ていると、大きなトラブルもなく、友達に恵まれて育ってきた。
結果オーライだったのかな、と思っています。
親に認められた子は、自分を信じられる
6人育てて確信していることがあります。
子どもの自己肯定感は、親に認められることで育つ。
社会に認められることでも、学校の先生に褒められることでも、友達に好かれることでもなく
——まず最初に、お父さんとお母さんに「あなたはすごい」と思ってもらえること。
それが土台になって、外の世界でも自分を信じて進んでいけるのだと思います。
難しい技術は何もいりません。
そして子どもの自己肯定感を育てていく上で、親がやめるべきたった一つのこと
——それは「きょうだいや他の子と比べること」です。
比べるのをやめて、その子だけを見る。
その子のいいところだけを探す。
それだけで、子どもは変わっていきます。
実は私自身が課題だった
ここまで書いておいて、何ですが…💦
子どもたちの自己肯定感を育てることには力を注いできた私ですが——自分自身の自己肯定感は、正直あまり高くありません。
つい自分を後回しにしてしまう。
「私なんて」と思ってしまうことがある。
6人のお母さんをしながら、自分のことは一番後回しにしてきたのかもしれません。
でも最近、気づいたことがあります。
お母さんが自分を大切にしている姿も、子どもへの最高の教育かもしれない、と。
子どもに「自分を信じていいんだよ」と伝えながら、お母さんである私自身も少しずつ、自分を認めていけたら——
それが今の私の課題です。
この記事のまとめ
- 子どもの自己肯定感は「親に認められること」で育つ
- きょうだいや友達と比べることをやめるだけで、子どもは変わる
- 「自慢は家の中で」ルールで、子どもの承認欲求を家庭で満たす
- お母さん自身の自己肯定感も、実はとても大切

