「親友だから大丈夫」が、いちばん危ない――ママ友関係で後悔しないための、たった1つの真実

心理学と子育て


この記事は全3回シリーズの第一回です。

ママ友って、不思議な関係だと思いませんか?

子どもが同じ年、同じ地域、同じ悩み。
こんなに共通点が多い相手は、なかなかいない。

だから自然と距離が縮まって、気づけば何でも話せる「親友」みたいになっていく。

でも——

その「親友」との関係で、傷ついた経験はありませんか?


あるママがこんな話をしてくれました。

仲良しのママ友に、夫の転職のことをこっそり打ち明けた。
「あなただけに話すね」と言って。

数週間後、まったく別のママから 「ご主人、お仕事変わるんですって?大変ね」と言われた。

悪意はなかったかもしれない。
でも、その日から何かが変わってしまった。


これは特別な話ではありません。

誰かに話したことは、10人の前で話したのと同じ。

これは大げさではなく、人間の「話したくなる本能」から来ています。

心理学では「社会的共有」と呼ばれ、人は感情を伴う情報を、信頼できる誰かに伝えずにはいられない生き物です。

「あなただけに」と言われた相手も、また「あなただけに」と誰かに話す。

悪意のない連鎖が、気づかないうちに広がっていく。


アドラー心理学では、「人間の悩みはすべて対人関係にある」と言います。

子育てだけでも体力も気力も使い果たしているのに、
そこに人間関係のトラブルが加わったら——

消耗するのは、あなたです。

次回は、ママ友関係を長く心地よく続けるための「距離感」の作り方についてお話しします。

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