この記事は全3回シリーズの第二回です。
「じゃあ、どうすればいいの?」
そう思ったあなた、大丈夫。答えはシンプルです。
今、思い切りかまってあげてください。
特別なことは何もいりません。
一緒に床に寝転んで、ブロックを積む。
子どもが「ねえ、見て!」と言ったとき、スマホを置いて「すごいね」と顔を向ける。
眠る前に、ぎゅっと抱っこする。
それだけでいい。
7つの習慣を書いたスティーブン・R・コヴィーは、「感情口座」という言葉を使っています。
人間関係には「感情の貯金」があり、日々の小さな関わりがその口座に積み重なる。
逆に、無視やすれ違いが続くと、残高が減っていく。
子どもの心の感情口座に、毎日少しずつ「愛情の貯金」を積み重ねること。
それが、後の反抗期も、思春期も、大人になってからの関係も、すべてを支える土台になります。
ポジティブ心理学の研究でも、子ども時代に「無条件に受け入れられた」という体験が、
大人になってからのレジリエンス(回復力)や自己肯定感と深く関係していることがわかっています。
愛情は、「大きくなってから」では遅いのではありません。
でも、小さいうちにたっぷり注いであげるほど、親も若くて体力があるし、子どもの吸収力も高い。
今がいちばん、効率のいい時期なのです。
もちろん、毎日完璧にはできません。
怒ってしまう日も、ぐったりして相手にできない夜もある。
それでいいんです。
大切なのは「トータルで愛されている」という感覚。
毎日100点じゃなくても、全体として「ちゃんと見てくれている」と伝わることが、子どもの心の安全基地になります。
次回は「忙しいママでも続けられる愛情貯金の積み立て方」についてお話しします。
