この記事は全3回シリーズの第一回です。
4月が近づくたびに、なぜかそわそわする。
ランドセルを背負ってニコニコしているわが子を見ながら、
心の中では「大丈夫かな…」とつぶやいているお母さんへ。
今日は、そんなあなたに届けたい話があります。
正直に言いますね。
小学校入学を、子どもより親の方がドキドキしている。
これ、あるあるです(笑)。
幼稚園は送り迎えがあった。 先生とも毎日顔を合わせた。
「今日どうでしたか?」が自然にできた。
でも小学校は、子どもがひとりで行って、 ひとりで帰ってくる。
先生の顔も、最初はよくわからない。
担任がどんな人かも、ふたを開けてみるまでわからない。
そりゃ、不安になりますよね。
ユング心理学に「元型(アーキタイプ)」という概念があります。
人間の心の奥には、普遍的な「母親像」が刻まれている。
子どもを守りたい、手放したくない、何かあったらどうしよう——
この感情は、弱さではありません。
何千年も受け継がれてきた、母親の本能そのもの。
あなたが不安なのは、それだけわが子を愛しているから。
そしてもうひとつ、気づいてほしいことがあります。
その子どもを見てください。
ランドセルを背負って、目をキラキラさせている。
「早く小学校行きたい!」と言っている。
子どもは、もう準備ができているのです。
不安を感じているのは、お母さんだけ(笑)。
アドラー心理学では、「子どもには有能さへの欲求がある」と言います。
新しい世界に飛び込もうとするエネルギーは、子ども自身の中にある。
お母さんの役割は、そのエネルギーに「行ってらっしゃい」と言ってあげること。
次回は、「担任ガチャに左右されない
——どんな先生でも「大丈夫」にする、お母さんの関わり方」
についてお話しします。
