スキンシップは赤ちゃんの「栄養」だった——抱っこが体重を増やすという驚きの事実

子育ての気づき

6人の子どもを育ててきた経験から、スキンシップの大切さについてお伝えします。

赤ちゃんにとって最高の栄養は何だと思いますか?

ミルク?離乳食?母乳?……もちろんどれも大切です。

でも実はもう一つ、見落とされがちな「栄養」があります。

それが——スキンシップです。

「え、スキンシップって栄養なの?」と思いましたか?

実は、本当に栄養なんです。しかも、すごい効果があります。



抱っこが体重を増やす、という驚きの事実

スキンシップが十分に与えられた赤ちゃんは健康で、体重も順調に増えることがわかっています。

理由は、皮膚への刺激が成長ホルモンの分泌を促すからです。

つまり——抱っこするだけで、赤ちゃんはすくすく育つ。

逆に言えば、どんなにいいミルクを飲ませても、スキンシップが足りないと赤ちゃんの成長に影響が出ることがある。


赤ちゃんにとって、お母さんの腕は最高の「体重増加サプリ」。

しかも——副作用ゼロ、どこでも手に入る。

「抱っこしすぎると抱き癖がつく」と言われた時代もありましたが、今の研究では真逆のことがわかっています。

抱っこは「甘やかし」ではなく、赤ちゃんに必要な「栄養補給」なのです。


スキンシップが赤ちゃんの成長に与える影響について、WHO(世界保健機関)のデータをもとに解説しています👇
ジョンソン&ジョンソン「赤ちゃんの健全な成長のために行う毎日の習慣」



触れることは「愛されている」という証拠になる

スキンシップには、もう一つ大切な役割があります。

それは「愛されている」という実感を与えること。

小さな赤ちゃんには、まだ言葉は通じません。

「大好きだよ」「大切な宝物だよ」——どんなに言葉で伝えても、まだ意味はわからない。

でも、温かい手の感触、柔らかく包まれる感覚——それが赤ちゃんの身体に「自分は大切にされている」というメッセージを直接届けます。

言葉より先に、皮膚が愛情を受け取るのです。

ユング心理学では「人は生まれながらに『つながり』を求めている。
最初のつながりは言葉ではなく、触れ合いによって形成される。
乳幼児期の皮膚接触は、一生の『安心の土台』を作る」と言われています。



「安心の土台」が、その後の人生を作る

この「安心の土台」、侮れません。

土台がしっかりしている建物は、多少の揺れにも倒れない。
人間の心も同じで、赤ちゃんの頃に築かれた「安心の土台」が、その後の人生のあらゆる場面で支えになります。


スキンシップによって育まれた「安心の土台」の上に育った子は、大きくなってから「やりたいことを自分で見つけられる子」になると言われています。

「失敗しても、帰れる場所がある」——そう感じている子は、チャレンジを恐れません。

その感覚の原点が、赤ちゃんの頃の抱っこやスキンシップにある、というわけです。

抱っこ一つが、その子の20年後につながっている。

そう思うと、抱っこの時間がちょっと愛おしくなりませんか😊



「母性は生まれつき」は、嘘だった

ここで少し、意外な話をします。

「お母さんは生まれながらに母性がある」と思っていませんか?

実はそうではないんです。

産んだ瞬間から自動的に「お母さんスイッチ」が入る人もいますが、「なんだか実感が持てない……」「母親らしい気持ちになれない」という方も、決して珍しくありません。

母性は、赤ちゃんと触れ合うことで育まれるもの。

抱っこして、肌を感じて、目が合って——その繰り返しの中で、少しずつお母さんになっていくのです。

「気持ちが先」ではなく「行動が先」——これ、実は子育ての大きなヒントです。


ポジティブ心理学では「身体的な触れ合いはオキシトシン(愛情ホルモン)を分泌させ、ストレスを軽減する。
抱きしめることは、抱きしめる側にも幸福感をもたらす」と言われています。

つまり、スキンシップは「与える側」も得をする行動なのです。



お父さんへ——抱っこしないと父親になれない

ここからは、お父さんにも聞いてほしい話です。

「赤ちゃんが泣くと怖くて……」
「落としそうで……」
「どうせお母さんの方がいいんでしょ……」

お父さんあるある、全部言い訳です😆

もちろん気持ちはわかります。でも聞いてください。

父親としての自覚は「気持ち」から生まれるのではなく、「行動」から生まれます。

赤ちゃんを抱っこして、肌で感じて、目が合う。
それを繰り返すことで、初めて「この子の父親なんだ」という実感が育ってくるのです。

「父親らしい気持ちになれたら、もっと積極的に関わろう」——この考え方、完全に順番が逆です💦

アドラー心理学では「感情は行動の後についてくる。
『父親らしい気持ち』を待つのではなく、『父親らしい行動』を先にすることで、気持ちが育まれる」と言われています。


お母さんは毎日何十回も赤ちゃんに触れています。
授乳、着替え、抱っこ、添い寝——その積み重ねが、あの「お母さんのすごみ」を作っているのです。


赤ちゃんは、あなたに抱っこされるのを待っています。
怖くて当然、ぎこちなくて当然。
それでも抱っこしたその瞬間から、あなたは「お父さん」になっていきます😊



スキンシップを習慣にする4つの仕組み

スキンシップは、意識しないと減っていきます。だから「家族の習慣」にしてしまうことが大切です。

仕組み① 朝起きたら必ずギュッと抱きしめる

おはようの代わりに、まず抱っこ。一日のスタートが、ぐっと温かくなります。


仕組み② 寝る前に背中をトントンする時間を作る

眠れない夜も、背中をトントンされると不思議と安心できる。これ、大人でも同じですよね。


仕組み③ お父さんが帰宅したら、まず赤ちゃんを抱っこする(ルール化!)

スマホより先に、まず赤ちゃんを抱っこ。これだけで父親力が確実に上がります(笑)。


仕組み④ 週末は「抱っこデー」と決めて、たくさん触れ合う

平日は忙しくてもいい。週末に取り返す、という仕組みでも十分です。



忙しいお母さんへ

「毎日バタバタで、ゆっくり抱っこする時間なんて……」という方、安心してください。

授乳のとき、着替えのとき、抱き上げるとき——すでにスキンシップはできています。

特別な時間を作らなくても、日常の中にすでにあるのです。

あとは、ちょっと意識するだけ。

「今、この子に触れている」という感覚を持つだけで、同じ行動がより深いスキンシップになります。


7つの習慣の「Win-Win」の原則でいえば、スキンシップはまさにそれです。

赤ちゃんも幸せ、お母さんも幸せ、お父さんも父親になれる、家族全員が得をする——こんなに家族にとってハッピーな習慣は、他にありません✨



この記事のまとめ

  • スキンシップは赤ちゃんの「栄養」——皮膚への刺激が成長ホルモンの分泌を促し体重増加につながる
  • 「抱っこは『甘やかし』ではなく、赤ちゃんに必要な『栄養補給』——抱き癖の心配は不要
  • 言葉より先に皮膚が愛情を受け取る——乳幼児期のスキンシップが一生の「安心の土台」を作る
  • 母性・父性は生まれつきではなく、抱っこを重ねることで育まれるもの
  • お父さんは「気持ちが先」ではなく「行動が先」——抱っこした後から父親の自覚が育つ
  • 朝の抱擁・寝る前のトントン・週末の抱っこデーなど、仕組みにすることが続くコツ

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