※この記事は全3回シリーズの第1回です。
フランスの作家モーパッサンの小説「女の一生」に、
こんな言葉があります。
「人の一生は、人が思っているほど良くもないし、悪くもない」
——モーパッサン「女の一生」より
子育てをしていると、この言葉がじわじわと身に染みてきます。
よその子が気になるのは、愛情の証
「あの子は成績がいいのに、うちの子は…」
「あのお母さんの子は習い事でも活躍しているのに」——
子育て中、そんな気持ちになったことはありませんか?
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
優秀な子を持つお母さんにも、
あなたには見えない悩みがあるかもしれない。
成績優秀でも、友達関係で苦しんでいるかもしれない。
外から見える「良さ」は、その子の一部にすぎません。
人生も、子育ても、一部を切り取って判断できるほど単純ではないのです。
アドラー心理学より
他者との比較は、劣等感を生むだけでなく、
目の前の子供の本質を見えなくさせる。
大切なのは「昨日のその子より今日のその子」という視点。
よその子が気になってしまうのは、
それだけ我が子を大切に思っているから。
その愛情は本物です。
ただ、向ける先を少し変えるだけで、子育ては驚くほど楽になります。
次回は「では、どこに目を向ければいいのか」
について具体的にお話しします。

