気づいて、動いて——
その次は「続ける仕組み」を作ることです。
やる気は波のように上下します。
でも仕組みは、やる気がない日でも静かに機能し続けます。
■「習います」と言った、その一言が仕組みになった
私がピアノを始めたとき、
自分の中に一つの「仕組み」が生まれていました。
先生に「習います」と伝えた手前、すぐにやめるわけにはいかない。
その「言葉の責任」が、私をレッスンに通わせ続けてくれたのです。
誰かに宣言する。
それだけで、やる気に頼らずに続けられる仕組みができあがります。
気づけば何年も習い続け、「ピアノを弾く私」が当たり前になっていきました。
〜ユング心理学より〜
人は「なりたい自分」に向かっていく時、最も生き生きとする。
それは才能ではなく、本来の自分への帰還である。
■ たった一つの習慣が、家族の絆を作った
子育ての中でも、知らず知らずに仕組みを作っていたことがありました。
「誕生日は家族でお祝いする」。
それだけです。
特別なことは何もしていません。
ただ、子供が小さい頃からずっと、当たり前のように続けてきただけです。
でも今、子供たちが成人して独立した今でも、
「誕生日だからお祝いするよ」と声をかけると、自然と家族が集まります。
誰に言われるわけでもなく、当たり前のこととして。
兄弟仲が良いのも、
もしかしたら、こんな小さな習慣のお陰かもしれない——
そう思うと、子育てってシンプルなものかもしれないと感じます。
■ 仕組みとは「当たり前」を作ること
ユング心理学では、人は繰り返しの中に意味を見出し、
アイデンティティを形成するといわれています。
「誕生日に集まる家族」という繰り返しが、子供たちの中に
「この家族でいることが当たり前」という感覚を育てたのかもしれません。
〜ポジティブ心理学より〜
幸福感は、大きな出来事よりも、
小さなポジティブの積み重ねによって形成される。
「いつもそこにある安心感」が、人の心の土台を作る。
難しい教育論も、高価なおもちゃも必要ありません。
「これが我が家の当たり前」と思えるものを、一つ作るだけでいい。
仕組みとは、特別なことをすることではありません。
小さなことを、ただ続けること。
それがいつか、あなたの家族の「当たり前」になります。
あなたの家族の「当たり前」は、何ですか?
まだないなら、今日から一つ始めてみてください。
誕生日でも、週末の朝ごはんでも、寝る前の「おやすみ」でも。
どんなに小さなことでも、続けることで仕組みになります。
子育ては、仕組みで変えられます。
そしてその仕組みは、思っているよりずっとシンプルです。
🍀🍀🍀
3回にわたってお伝えしてきた
「人はやりたいことは、すでにやっている」というテーマ。
最後に、一番大切なことをお伝えして締めくくりたいと思います。
子育てに疲れた日も、イライラしてしまった夜も
「私はダメな母親だ」と思ったこともあった…。
それでも悩みながらもここまで続けてきた。
それはただ一つの理由からです。
あなたが子育てを続けているのは、
誰かに強制されているからではないと思います。
今、子育てをすることを選んでいるということは、
それがあなたの、やりたいことだからではないですか?
あなたはすでに、やりたいことに生きているのです。
このブログはそんなあなたのために書いています。
次のシリーズもお楽しみに。
