赤ちゃんの中耳炎の症状と原因!自宅でできる対策とは

耳の大切な部分は表面からは見えなく、事態の把握が困難という特徴があります。

赤ちゃんも適切に訴えられない為と、中耳炎のみの発病以外に風邪や細菌感染の罹患後による発症が多い為、発見・診断に遅れを生じる事もあります。

そして、聞こえにくい・再発しやすいといった聴力に関する問題と、日常生活での観察・ケアが必要といった常日頃の清潔や予防が求められています。

しっかりと中耳炎の症状や原因などしてって対策していきましょう!

中耳炎の症状

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中耳炎には

  1. 急性中耳炎
  2. 滲出性中耳炎
  3. 慢性中耳炎

と3種類あり、赤ちゃんに関わるの急性中耳炎が一番多いです。

赤ちゃんは言葉にできない・上手く表現できない為、“耳に異変がある”と受け止めるには時間を要する事があります。

この場合、症状やしぐさで中耳炎をより早く見つけ対処していく工夫が必要となってきます。

基本的な症状

症状として

  • 発熱、哺乳量(母乳・ミルク)の低下
  • 泣く
  • 不機嫌
  • 下痢
  • 耳痛
  • 耳漏

があります。

また、耳に手をもっていったり、頭をかいたりする時もあります。

母親や家族の赤ちゃんへの

  • 泣き方・泣き声の強さが違う
  • 初めて聞いた泣き声
  • このしぐさは見たことがない

といった気づきが大切になります。

赤ちゃんは泣き方、泣き時間、泣き声の強弱、泣いている時の姿勢(手足に力が入り踏ん張っている、足をバタバタさせている等)等、上記の症状やしぐさに加えて泣き方1つでメッセージを送っています。

赤ちゃんが一番なりやすい急性中耳炎とは

風邪をひいた後に、喉の細菌が中耳腔に広がり“細菌感染”を起こしたものです。

鼓膜の発赤・膨隆をきたし、上記の症状を伴います。

また、風邪以外にインフルエンザ菌と、肺炎球菌が多く、赤ちゃん~乳幼児に多発します。抗生物質の内服治療により完治しますが、鼓膜の膨隆が著名で痛みが強い場合は、鼓膜切開して排膿する治療を受けます。

罹患中・罹患後に中耳炎を意識する

風邪やインフルエンザに罹患した場合、その症状に合わせて看病されていると思います。

その最中から、“もしかしたら、中耳炎になる可能性があるかも”と念において接すると予防に繋がります。また万一、中耳炎を併発している場合でも悪化・聴覚障害の予防に努められます。

罹患中の体調不良の中で、赤ちゃんに大人同様のうがいや歯磨きは困難だと思います。

しかし、耳は鼻・喉と繋がっており、その一部に病変があると繋がっている為に病変拡大していきます。それが、耳では中耳炎となります。

中耳炎は再発しやすい、慢性化しやすい、聴力障害を及ぼす可能性がある疾患です。

また、耳は平衡感覚をもった器官の為、バランスを崩すといった障害も及ぼします。

これらは、赤ちゃんの時は、症状が発見しにくい(ズリばい、はいはい、つかまり立ち等、まだ1人では立位・歩行が困難な為)かもしれません。

赤ちゃんが成長していった時に、上記のような弱点が生じない為にも、適切な関わり方が重要となってきます。

中耳炎の対策

その為には

  • 鼻水を拭く
  • 吸い取る
  • 口の中を拭く
  • 罹患中に処方された薬を守り、正しく処方する

といった事が求められます。

中には、“薬は身体に負担がかかるから、良くなってきた頃、薬を止めよう”と考え実行される方がいます。

これも理に適っていますが、医師は必要と判断した上での処方をしています。なので、指示された薬を確実に行うのが大切です。
(確実とは、赤ちゃんは機嫌や好みではない薬を上手くは飲めない・飲まない可能性が高いというリスクがあります。その状態になったとしても、その赤ちゃんの個性を把握し薬を飲ませるのが大切です。)

中には、親の不安や通院の手間を考慮して、1~2日程度の追加分を処方される医師もいます。

この「お守り薬」の場合は、症状軽減・治癒した時は処方しなくても問題はありません。

また、予防接種の実施、日頃の清潔(手拭きや口の中を拭く)、空気清浄機の利用も併せて行うと効果的です。

小児科以外に“耳鼻科”の受診

小児科医でも中耳炎の診断・治療は可能です。耳鼻科の医師も同じく可能ですが、より専門的に診ることができるという利点があります。

強制ではなく、受診可能だったらという程度でも構いませんが、参考までに書いていきます。

耳鼻科医による診察は、耳鼻科専門の機械や診断・治療器具が整っているのは小児科より遥かに増します。

また、その赤ちゃんの耳の特徴が把握できる、必要時は耳垢を取ってもらえるという利点もあります。

風邪のみの場合でも、耳鼻科領域で診察・治療が可能なので、背景にある中耳炎を考慮すると耳鼻科もお勧めです。

また、耳鼻科では鼻水を吸引して取る事が可能な為、赤ちゃんの呼吸や鼻づまり、中耳炎発症の予防が期待できます。

同時に必要時は喉にも薬を散布できたり、鼻と喉の吸入薬が可能であったりする為、症状が早く改善・回復するといった利点が多いのも特徴です。

小児科受診後に例えば、症状が辛そう、中耳炎が心配でならない等の時は耳鼻科へ行き、鼻水を取ってもらったり、吸入薬を実施してもらったりして、症状の苦痛や悪化の軽減、中耳炎予防させるのもケアの1つです。

日常生活面での中耳炎の対策

日頃から、風邪インフルエンザ等に対し予防に努めていく事で、発症を軽減させ中耳炎の罹患を回避する事に努めます。

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赤ちゃんは手洗い・うがいができなのが多い為、市販でも販売している除菌シートや除菌スプレー等を使用し、感染源となる元を除去します。

外出後に手の汚れ拭き取る、赤ちゃんの身の回り(寝具や寝衣、おもちゃ、ベビーカー、抱っこ紐等)の洗濯や除菌スプレーの散布、又は除菌シートで拭き取るといった衛生面の管理も必要になってきます。

室内に空気清浄機を利用し、ウイルス増加の抑制・拡大を回避するのもお勧めです。

また、赤ちゃん以外にも家族みんなが

  • 予防接種を実施する
  • 手洗い・うがいの徹底
  • 大勢いる所へ行く時はマスク着用

などをしっかりとして回避に努めます。

赤ちゃんの日々の様子を十分に観察するのも重要で、早期発見・治療に繋がります。“何かおかしいな”という勘を大切にされて下さい。

参考までに、風邪の悪化や状態を心配(重症化したら…、インフルエンザかもしれない、また中耳炎になったら…等)して夜間に赤ちゃんを救急指定の病院に連れて行きたい場合は、先ず赤ちゃんの元気さを見て判断します。

気がもめて早く受診・治療という気持ちは分かりますが、夜間の外出と受診は体力消耗となります。

下手すると、病院でインフルエンザノロウイルスをもらってしまったり、風邪が悪化したりします。

事態が悪くならない為には、小児科を翌朝、開業したら直ぐに受診できる形をとった方が母子共に、且つ治療の面でも優れています。

夜間は小児科医がいても、限られた機械での診断と、限られた処方しかできない状態になっています。この為、ぐったりしていたり、高熱がなかったりした場合は翌朝の方が賢明です。

中耳炎のまとめ

赤ちゃんの中耳炎は、風邪インフルエンザ後に起こりやすい疾患です。

風邪などのメイン発病が一番の優先順位であるのもあり、“耳へ細菌感染が起こる”というのが念頭にない方もおられます。

また、発病しているメイン症状の看病に忙しく、中耳炎をうっかり忘れてしまっているのも背景にあります。

少しの知識を得ておく事で、合併症の予防に繋がり発症を抑えられます。

メインの発病のみで完治させ、母子共に・家族みんなで安心を増やし、すくすく育つ赤ちゃんを応援していきたいですね。

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