不妊治結婚してしばらく二人での生活を楽しんでから時期を見て子どもが欲しいな。
結婚したばかりのころ、そう思いながら過ごす新婚夫婦は多いのではないでしょうか。
夫婦での生活も安定したころ、そろそろ妊娠してもいいな。
まわりがどんどん妊娠出産していくのがうらやましく見えてきます。
「不妊」なんて全く考えなかった夫婦が、徐々に不安になりそしてそこで「病院」で調べたほうがいいんじゃないかということにつながっていきます。
しかし、「初診」は緊張しますよね。
そこで「不妊治療」を考え始めてからいつごろどのタイミングで病院に行けばいいのか、わかりやすく説明していきます。
そもそも「不妊」ってなに?
「不妊」というものはとても定義がわかりにくいですよね。
前までは結婚して2年以内に自然妊娠するのが確立的に高いといわれていたので、2年たっても妊娠するきざしがない場合は何かしらの原因をしらべたほうが良いとされていました。
しかし、最近になってWHOや日本産科婦人科学会などの団体によって「2年」だった基準を「1年」と短縮するようになりました。
それにはしっかりとした理由があります。
芸能人などのニュースを見ていると森三中の大島美幸さんや女優の小雪さん、たくさんのかたが高齢出産といわれる年齢をくつがえし、嬉しい妊娠出産報告をしています。
逆に「デキ婚」のほうがいまはめずらしいのではないでしょうか。
しかし「不妊」の場合は年齢は確実に「原因」のひとつになってきます。
晩婚化や高齢出産率があがる今、「不妊」の「治療」をするタイミングをいちはやく病院いき始めることが妊娠への近道です。
その意識をもたせるための期間短縮という理由です。
なので、現代においては一定の性交を行っていて、1年妊娠しなければ病院へいくタイミングだということになります。
年齢別での不妊治療の考え方
不妊治療でやはり大事なのは、不妊治療をするという意識と病院などへいくタイミングです。
あまり不妊治療に遅い早いはないと思われている方もいますが、女性が「不妊治療」するにあたって「年齢」はとても大きく関係してきます。
10代の頃
10代で「不妊」という言葉をきちんと理解しているかたは少ないと思います。私の知り合いの子も10代ですが、不妊という言葉をはしっているけど、理解はしていません。
10代なのでまだ難しいやはりあまり経験もないので、実際に自分の身におこってみないとリアリティがなく調べたりしませんよね。
でも不妊治療が遅れてしまう人って、妊娠しないことを考えだして悩みだしてから調べていき、
「まさか自分が不妊なわけない!」
と思ってしまい現実を知るのがこわい人や、または仕事が忙しかったりお金のことを考えてしまう人などは、そうするとずるずると年月だけが経っていき、結局不妊治療をするタイミング遅れてしまいます。
そして、一気に20代後半になると「不妊」ということを考えだす女性がぐんと多くなります。
20代〜30代の頃
この年齢では結婚して2年ほどが「不妊」を考え出しても良いタイミングになります。
自然妊娠率の統計を見る限りでは、晩婚と呼ばれる35歳以上での結婚であれば、半年から1年一定の性交を行っているのであれば、早めに検査をする必要がでてきます。
「不妊治療」を「知る」タイミングは「行く」タイミングでもあるのです。
悩んでいる時間がもったいないですよ。
不妊治療のタイミングは夫婦一緒で早めの決断
「不妊」なのかもしれない。
そう悩むのは女性の方が最初に考え出すと思います。
とにかく検査しなくちゃとあせる前にまずは一度ご夫婦で話し合いましょう。
出産をするのは女性のみですが「妊娠」をするのであれば、男性の存在が必要不可欠になってきます。
とくに「不妊治療」も視野にいれていきたいのであれば、費用の問題やメンタル、体のことも旦那さまに知っておいてもらう必要があります。
関連記事⇨不妊治療ってどれくらい費用がかかる?受診などの相場と平均
徐々に広がりつつある「男性不妊」
男性に「不妊治療」として病院にいってもらい治療しなければならないケースは半分ほどの割合をしめているんです。
しかし、男性は女性ほど年齢にあせりがないのと、月経というわかりやすい変化もないためのんびり考えがちです。
「不妊治療」は夫婦で同じタイミングで始めなければなりません。
もちろん「治療」の前の「検査」のタイミングもご一緒に行くのがベストです。
専門病院にかかる勇気がでない、旦那さまが恥ずかしがる場合は、奥様は産婦人科へ、旦那さまは泌尿器科へいくなどの工夫をしてみてください。
タイミングをみて「検査」だけでも受けてみてくださいね。
不妊治療や病院は怖くはない
「不妊治療」ときくとなんだか大変そうで辛そうといったネガティブなイメージをおもちではないでしょうか。
確かに実際に身体的にも精神的にも金銭面もとても大変な治療になってきます。
しかし、原因さえわかってしまえばあっという間に妊娠なんてケースも多いです。
統計でもタイミング方法と排卵誘発剤の投与で、一年以内に「不妊治療」を卒業できたかたが半分の割合でいらっしゃいます。
治療をするにあたりまだ早いタイミングなんてものはありません。
「不妊治療」のタイミングは早ければ早いほど良いんです。
妊娠しやすいかどうかの「検査」をすることと「不妊治療」をすることはイコールではないので、まずは軽い気持ちで「病院」という扉をノックしてみてください。
そして「検査」を受けて夫婦で「不妊治療」をするときめてからが、スタートのタイミングです。
重く考えすぎず、まずは電話で相談してみるのも良いですよ。
まとめ
私も20代で「不妊治療」を始めることになるとは思っていませんでした。
生理不順のついでにという気持ちで産婦人科に通い、そこで産婦人科の先生が
「妊娠を考えているのであれば早いタイミングで専門病院に転院することをすすめます」
と教えてくださったのです。
行くきっかけや行くタイミングはそれぞれですが
「不妊治療」にあたって早く治療を始めて後悔したなんてことは聞きません。
結婚して一年ほどたつのであればそろそろ「検査」をして「不妊治療」として病院へいくタイミングですよ。
コメントを残す