葉酸のメリット・デメリット。今さら聞けない4つの基本

最近話題の葉酸

特に妊娠している女性や、赤ちゃんが欲しい女性向けのサプリメントなどの商品がお店に並ぶようになってきました。

でも実際、葉酸を摂ったら何がいいのかよくわからないという方も、多いのではないでしょうか。

わからないままなんとなく過ごしているより、基本を知っていたほうが無駄なく安心して大事な栄養素を取り入れられます。

そこで、葉酸について基本ですが重要なポイントを4つにまとめてご紹介します。

葉酸はビタミンB

葉酸という言葉だけを聞くと、特別な栄養素のように思えますが、実は身近な食品に含まれています。

別名ビタミンMビタミンB9プテロイルグルタミン酸と呼ばれています。

一般的にビタミンは酵素の活性を発揮するために必要な補酵素、つまり人が元気に活動する為の体を作りやすくするものです。

残念ながらヒトは体の中でビタミンを作り出すことが出来ないので、食べ物から摂取する必要があります。

ビタミンBの他にもA、C、Dなども目にすることが多いですね。

三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質を効率的に利用する為には必ず必要な栄養素です。

その為、葉酸を摂取することはメリットだらけとも言えます。

葉酸はほうれん草の葉から乳酸菌の増殖因子として発見されたので、ラテン語folium(葉)からfolic acid(葉酸)と呼ばれるようになりました。

その名前の通り葉物野菜を含む緑黄色野菜や果物、レバーなどにも含まれています。

葉酸を元気にするビタミンB12と一緒に摂ることもおすすめです。

不足すると代謝が悪くなる

身近な食品に含まれている葉酸ですが、現代の成人男女においては平均的に摂取量が不足していると言われています。

水溶性のビタミンなので、熱に弱く水に溶けやすい性質があり、さらに酸化によって壊れてしまうため、できるだけ生で取り入れる必要があるのです。

生野菜をたくさん食べるのはなかなか難しいですよね。

現代人に葉酸が不足している理由としては納得です。

葉酸は細胞を新しく作り出し、修復する働きを助けますから、その葉酸が不足してしまうと、細胞の入れ替わり、つまり代謝が悪くなってしまいます。

代謝がうまくいかなくなると、ホモシステインというアミノ酸が蓄積して活性酸素などの有害物質によってお肌の老化につながることも。

また、血管が硬くなり動脈硬化高血圧になる可能性が高くなります。

血管の内側が傷ついた際に過剰に血小板が集まり血流が滞ってしまい、脳梗塞の原因になる場合もあります。

葉酸は女性の強い味方

女性に多く、日常的に生活を阻害する症状に貧血が挙げられます。

実は葉酸は「造血ビタミン」とも呼ばれている栄養素で、ビタミンB12赤血球を作り出す手助けをしているのです。

葉酸は核酸(DNA)の生合成に大いに関係していると言われています。

葉酸が不足することによって分裂の活発な血球合成に障害が出て、赤血球障害や悪性貧血を発症することもわかっています。

このことから、葉酸を積極的に取り入れることが貧血を防ぐ良い方法と言えるでしょう。

さらに、葉酸が月経時の不快症状を軽減する可能性もあると言われています。

これから妊娠を希望している女性のみなさんは、特に葉酸を取り入れる習慣を身につけていただきたいです。

なぜならば、赤ちゃんがお腹で育つということは新しく細胞が生まれているということです。

栄養が不足してその手助けが出来ないなんて悲しいですよね。

葉酸が不足することで、お腹の赤ちゃんの背骨の形成に障害が出て、歩くことや排尿排便の機能に不具合が出る可能性がある二分脊椎や、生まれても長く生きられない無脳症を引き起こすこともあります。

また、成長に大事な脳や背骨は妊娠6週で形成されますから、妊娠がわかってから栄養を摂取するのでは遅いのです。

そのため、妊娠の有無にかかわらず、意識的に葉酸を摂取することをおすすめします。

サプリメントや補助食品が便利

葉酸が健康な生活にとても重要だということはお分かりいただけたと思いますが、食事だけで十分な摂取量を確保するのは難しいのが現実です。

そこで、便利なのがサプリメント葉酸を配合した食品です。

アメリカやカナダなどの研究先進国では、穀物に葉酸を添加することを義務付けるなどの対応が取られています。

最近では日本でもドラッグストアなどで探せば、鉄やカルシウムなどと一緒になっているサプリメントや、カフェオレ風味のドリンクに配合されているものが販売されています。

また、葉酸を含む食品に卵がありますが、含有量を高めた「葉酸たまご」も発売されました。

厚生労働省の推奨する摂取量は1日240μg、上限を1000μgと定めていますが、サプリメントなどの用量を正しく摂っていれば上限を超えることは心配しなくてよいでしょう。

なお、葉酸は一部の薬剤によって吸収が妨げられることがわかっていますので、服薬をしている方はご注意ください。

毎日の食事で必要な量の半分、サプリメントや補助食品で半分取り入れられるのを目標に、ご自身の生活習慣に合わせた方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

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