楽しみにしていた育児ライフ。
これからの赤ちゃんと一緒のお出かけを、楽しみにされてきたママも多いのではないでしょうか。
でも、いつ頃から赤ちゃんとお外に出ても、大丈夫なんでしょう?
お外に出る前の準備について、書き出してみました。
赤ちゃんとの散歩でお出かけの前に
よく小さな赤ちゃんを外へ連れ回すのはよくない、と耳にしますね。
また出産後、退院前に「産後1ヶ月くらいはなるべくお出かけを控えて、少しずつ赤ちゃんをお腹の外の環境に慣らしてあげください」と説明を聞いた方が、たくさんいらっしゃると思います。
これは、産まれて間もない赤ちゃんの体には免疫がなく、周りの新しい環境にもまだ慣れていないから。
免疫は、ママの母乳から少しずつ赤ちゃんの体にできてくるものなので、準備が出来るまでに時間が必要なんです。
また、首の据わっていない赤ちゃんを抱っこしての外出は、母子ともに負担が大きいのも理由の一つ。
新生児頃から使える抱っこ紐、スリングもありますが、ある程度首がすわるくらいになるまでは、歩くたびに不安定さを感じ、小さな体が少し揺れてしまうだけでも心配になってしまいます。
でも、この外出禁止令(とまでは言いませんが)は、赤ちゃんの体の心配だけじゃなくて、ママの体調も考えてのことじゃないかな?と今は思えるんです。
ママだって大変な思いで出産を経験し疲労困憊…産後は待ったなしで赤ちゃんのお世話。
食事を取る暇も寝る暇もないくらいのバタバタした日々が続き、知らず知らずに無理をしてしまい、体調を崩してしまうかも知れません。
産後はママも体を癒す時期なので、赤ちゃんと一緒にまずはゆっくりと過ごしてみては?という、隠れた優しさがあるように私は感じます。
昔から産後床上げ1ヶ月、無理すると肥立ちが悪くなる、という言葉があります。
出産後は目まぐるしい日々が続きますが、母親になる為に頑張った自分の体を労わる時期でもある、ということを忘れず、無理はしないように心掛けましょう!
まずはお散歩の練習をしよう!
ママの体調も良くなり、赤ちゃんも元気で体もしっかりしてきた!となったら、お散歩の練習を始めましょう。
最初はお部屋の窓辺での外気浴、ベランダやお庭など、なるだけお顔への直射日光は避けて、赤ちゃんを外の環境に少しずつ慣らしていきましょう。
お部屋の中とは違う太陽の光や風、車の音などに赤ちゃんがビックリしてしまうかもしれません。
なので最初は5分、次はもう少し長く…といった感じで、様子を見ながら少しずつ外の環境に慣らせてあげてくださいね。
短い時間ですが、徐々に外に出ることでママもリフレッシュできると思いますよ!
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いよいよお外に出発っ!
少しずつ外の様子にも慣れてきた頃、いよいよお散歩に出かけてみましょう。
最初はお家の周りなど近いところから。途中で泣き出してしまっても、すぐ帰れるくらいが安心ですね。
様子を見ながら少しずつ時間を延ばしてみてください。
外の環境にも慣れ、少し遠くまでお散歩するようになると、家を出る前の事前準備も大切になってきます。
赤ちゃん連れでの外出は、時間が長くなるほど何が起こるか分かりません。
日頃から、お買い物の際など、自宅周辺の授乳スペースや多目的トイレなど確認しておくと、ぐずってしまった時の休憩場所となり、安心してお出かけすることができると思います。
また、お気に入りのおもちゃをいくつか持っていくと、ぐずってしまった時にご機嫌を直すきっかけとなってくれます。
散歩で泣いてしまう原因
お散歩の途中で赤ちゃんが泣き出してしまいました。
オムツかな?ミルクかな?と考えますが、違うとなるとママも困ってしまいますね。
そんな時は、いつもと違うことはないか比べてみてください。
- お天気はどうだったか?
- お散歩に出た時間帯は?
- 暑い?寒い?汗はかいてない?
- 授乳時間の間隔はどれくらい?
赤ちゃんは小さな変化にも気づき、反応して泣いてしまいます。
外の環境にまだ慣れていないうちは、似たような状況で外出してあげると、安心してくれるかも知れません。
また、たくさん話しかけてみたり、歌を歌ってみたりなど、ママの声が聞こえるとぴたっと泣き止む赤ちゃんも多いようです。
赤ちゃんにとってママが一番安心できる場所です。
いっぱい抱っこして声をかけながら、楽しいお散歩タイム、たくさんの思い出をを作ってください。
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