夜泣きは日中いつものように普通に過ごしている赤ちゃんが、夜になると突然泣き始めるその日々が続くことですが、実は夜泣きのはっきりとした原因はまだ分かっていません。
はっきりした原因が分からないなかで可能性としてあげられているのが体内時計です。
体内時計は赤ちゃんから大人まで性別に関係なく人間の脳内にあります。
生活リズムを正常にして体内時計を整える事は、赤ちゃんの夜泣きの予防にはとても有効なので是非参考にしてください。
今回はそんな赤ちゃんの夜泣きの原因と対策について説明していきたいと思います。
夜泣きの原因と注意点
赤ちゃんの夜泣きには原因がある場合と原因のない場合があります。
原因がはっきりしているのであればその原因自体を除いてあげれば、難なく赤ちゃんもママも落ち着いて眠れるので問題はないのですが、本当の夜泣きで悩んでいる場合はいくら抱っこしても何をやっても泣き止まなくて…という原因の分からない夜泣きがほとんどです。
原因がはっきりしている場合の例としては
- オムツが汚れている
- お腹が空いて目が覚めた
- 喉が渇いていて目が覚めた
- 暑い・寒い
他には赤ちゃんは熱を出しやすいので、体調が悪い事なども考えられます。
関連記事⇨赤ちゃんが発熱で元気がない!知っておくべき5つ対処法
熱がないか、お腹が張っていないかなど赤ちゃん自体が話せるわけではないのでとりあえず全て試してみましょう。
他にも夢を見て寝ぼけている状態の時も泣くので、優しく声をかけてはっきりと目覚めさせて、しっかりと起きたら白湯などを少し飲ませてから改めて寝かせるという事もしてみましょう。
お腹が空いて目が覚めた場合や喉が渇いて目が覚めたとしても、授乳の時間を全く考えずに赤ちゃんが泣いたからと言って、その都度お腹いっぱいになるまで授乳をしていると、授乳リズムが乱れてしまうので飲ませる量など気を付けるようにしましょう。
また、新生児時期の夜中の授乳が続いてしまうと、成長に合わせた授乳リズムが乱れ、先々の生活リズムも乱れてしまいます。
結果的に授乳をしているママやパパも昼夜逆転になってしまうので、夜泣きを止めるために飲ませるとしてもお腹がいっぱいになるまで飲ませない、白湯にする等の工夫が必要です。
どうしてもダメなら道具を使って赤ちゃんが泣きやむように工夫するという事も考えてみましょう。
例えば、
- おしゃぶりを使ったり
- 抱っこ紐を使って抱っこしてみる
- ベビーラックをを使って揺らしてみる
等まずは試してみてそれぞれの赤ちゃんに合った方法を見つけましょう。
赤ちゃんの夜泣きの対策
赤ちゃんが夜泣きをしないようにする対策としては
- 赤ちゃんの寝る前後の環境
- 普段から興奮させない
- 赤ちゃんの生活リズム
この3つがとても重要なります。この3つの他にもありますが、基本的にこの3つがしっかりとできていれば徐々に夜泣きは無くなっていきます。(個人差はあります)では早速見ていきましょう。
赤ちゃんが寝る前後の環境
赤ちゃんが寝る時のベビー服のサイズは小さくはないか、素材は汗を吸い取る素材で出来ているか等まずは赤ちゃんが寝る時の衣服から周辺環境を整えましょう。
服が小さめだとすると赤ちゃんがウトウトした時に、窮屈さを感じて目が覚めて不機嫌になってしまいます。
元々赤ちゃんは汗かきなので、寝る時のベビー服の素材が汗を吸い取らない物の場合は、気持ちが悪くて起きてしまう場合があります。
特に夏は汗をかく量も多いのであせも対策の為にも汗を吸い取る素材にしましょう。
- 寝る前にテレビを見せる
- 激しい音を聞かせる
- 動きのある遊びをさせる
などの刺激を与える事をしないように注意しましょう。
興奮させない
他にも赤ちゃんは日中にあったことを寝ている間に脳内で整理するので、昼の遊びを興奮しない遊びに変えてみましょう。
赤ちゃんは感受性が強いので大人には分からない程の少しの刺激で興奮して泣きます。
赤ちゃんの夜泣きには個人差もありますが、早くて2か月位から始まってながい場合は2歳位まで続く事もあります。
赤ちゃんの夜泣きの原因を突き止めてきちんと対処しましょう。
自宅が一軒家なら少し泣かせておいて様子を見る等の余裕を持つのも大切です。
アパートやマンションの場合は隣などへの配慮が必要になってくるので焦るとは思いますが絶対に赤ちゃんに怒ったりしないでください。
怒れば怒るほど赤ちゃんには逆効果になって余計に泣きます。
生活リズムを整える
人間の脳内には生活リズムを計る体内時計が存在しています。
夜になると自然に眠くなるのは体内時計が正確に働いているからです。
赤ちゃんは体内時計がまだきちんと発達していないので夜に眠るという生活リズムがまだついていません。
赤ちゃんの成長は驚くほど速くどんどん吸収していくので、まずは赤ちゃんの朝昼夜という生活リズムをしっかりと整えましょう。
生活リズムを整えるには、まず昼寝の時間を少なくするようにして散歩に出かける等してましょう。
朝はきちんと早くに起こして朝の明るさを覚えるようにすぐにカーテンを開けるようにしましょう。
夜はなるべく静かに過ごすように心がけてください
赤ちゃんだけを早寝早起きにする事は無理なので、パパママが赤ちゃんに合わせるように心がけてください。
パパママが遅寝遅起きだと赤ちゃんの体内時計も変わってきてしまいます。
まとめ
仕事が終わって帰宅して自宅でゆっくりするのが楽しみかもしれませんが、この時期の赤ちゃんに生活リズムを教えるのはとても大切です。
この先長い間パパとママに早寝早起きをしてくださいという事ではないので、この時期の夜は赤ちゃんを静かに寝かせるようにしてください。
夜泣きは永遠に続くわけではないので冷静に対処しましょう。
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