独身時代、私は一人で映画館へ出かけるほど映画が大好きでした。
でも娘を出産してからは映画館へはなかなか行けませんでした。
私の両親に娘や息子を預けて映画を観に行くことも何度かありましたが、子どもたちが赤ちゃんの頃は預けてもどうしているかが気になって映画に集中できませんでした。
出産後久しぶりに観た映画は子供向けのアニメでしたが、それでも映画館の迫力などに改めて驚き、感動しました。
その時はまだ1歳だった息子を預けて3歳になる娘と一緒にアニメを観にいきました。
私が行ったのは大手シネコンでしたがそこで大発見!なんと『ママと赤ちゃんが一緒に楽しめる日』というのがありました。
家に帰って調べてみると、お母さんと赤ちゃんのための映画鑑賞サービスのある映画館が意外と多いことに驚きました。
もちろんお母さん同士のおしゃべりは厳禁ですが、赤ちゃんが泣いても『お互い様』という感じのようです。
ルールは映画館によって様々ですが、赤ちゃんと気兼ねなく映画館で映画を楽しめるというのはお母さんにとっては夢のような話です。
鑑賞できる映画もアニメなどの子供用だけではなく、大人が楽しめる新作や話題の映画もあるようです。
どんなところでどんなサービス?
多くの映画館には赤ちゃんとお母さんのための上映会が開催されています。
赤ちゃんとお母さんが一緒に映画を楽しめるように、照明が少し明るかったり音量が小さめだったりといった配慮がされています。
TOHOシネマズの『ママズクラブシアター』やMOVIXの『ほっとママシネマ』などはお母さんと赤ちゃんが一緒に映画を楽しむサービスとなっています。
特にMOVIXの『ほっとママシネマ』ではシアター内に赤ちゃんが飽きてしまった時のためのおもちゃや簡易的ではあるものの授乳やおむつ替えスペースまで用意されています。
出産後は行動が限られてしまうため、こういったサービスは本当に嬉しいです。
親子で新しい経験が出来ることも素晴らしいと思います。
どの映画館も快適に過ごせるようにと工夫を凝らしているようです。
普段は少し寒すぎると感じることが多い映画館の空調についても、赤ちゃんのために試行錯誤されているところもあります。
また、品川プリンスシネマのようにお母さんが映画鑑賞中に赤ちゃんを預かってくれる託児所付きの施設もあります。
一緒に観るもよし預けるもよしと、赤ちゃんとお母さんに合ったスタイルで映画鑑賞が出来そうです。
料金・サービス・開催日時も映画館によって違いますので確認をしてみてください。
様々な意見のある赤ちゃんと映画館の関係
赤ちゃんと映画館という結びつきが今までは全くと言っていいほどなかったため、『一緒に映画館なんて』という声があるのも事実です。
映画館の照明・音量が赤ちゃんにとって良くないのではないかなど危惧される方もいらっしゃいます。
普段は寛容な私の母でも、「たとえ赤ちゃんOKな映画館でも3歳ぐらいまでは映画館はやめとけば?」といったような意見でした。
子育てについては本当に様々な意見があります。ママと赤ちゃんの映画鑑賞は、比較的新しいイベントなので理解されなにくいこともあるかもしれません。
例えば、6カ月の赤ちゃんには早すぎるという声もあれば、6カ月くらいの方が寝てくれたりするので楽という声もあります。
意見は本当に様々ですが、お母さんが息抜きするためのイベントと楽に考えて行ってみるのもいいかも知れませんね。
まとめ
ママと赤ちゃんのための映画上映であっても、びっくりして泣き止まなかったりグズグズが止まらない赤ちゃんもいると思います。
同じ親子だから何でも許されるわけではないので、赤ちゃんが嫌がっているようなら退席することも必要です。
赤ちゃんとお母さん、そして周囲の人が気持ちよく映画を鑑賞できて『楽しかったね』と終われるように、気配りが大切ですね。
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