赤ちゃんは産まれてから少しずついろいろな運動をしながら成長していきます。産まれた時はとても小さな赤ちゃんですが、個人差はあるものの1年ほど経つと歩くようになるので驚きですよね?
赤ちゃんの運動と一言で言っても様々なものがありますが、早くできる赤ちゃんもいれば、ゆっくりな赤ちゃんもいます。
お母さんは心配して焦ったりせずに月齢と赤ちゃんのペースに合わせて運動をさせてあげるのも大事です。
赤ちゃん教室や発育相談などでは月齢にあった運動を教えてくれます。お母さんが体をうごかして運動させてあげることによって様々な感覚が養われていきます。
そうすることによって赤ちゃんはバランスをしっかりとって一人で歩けるようになるのです。
今回は赤ちゃんと運動について書いていきます。
赤ちゃんが運動する時期は?
産まれたばかりの赤ちゃんは自分の力で頭を持ち上げることはできません。頭も持ち上げることができないので当然運動どころではありません。
しかし、4か月頃になると首がすわってうつ伏せが出来るようになってきます。そうすると赤ちゃんはコロコロと寝返りを始めたりずりばいをしたりして自分で動くことを始めます。
この寝返りやずりばいが赤ちゃんとっては自然に行う最初の運動になります。
その後もお座りが出来るようになり、つかまり立ちから歩くようになるまでどんどん自分で運動を始めます。
しかし、そうなるまでにはお母さんやお父さんとの運動でたくさんの神経・感覚を育てていく必要があります。
赤ちゃんが自分で勝手に運動ができるようになるという訳ではなく、やはり毎日の行動が赤ちゃんの力を養っているのです。
赤ちゃんと一緒に行うオススメ運動は?
運動というと少し大げさになってしまいますが、あやすためにたくさんのお母さんやお父さんがやっている「たかいたかい」も実は赤ちゃんにとっては立派な運動です。
赤ちゃん教室で教えてもらったのですが、「たかいたかい」をしてあげると赤ちゃんの平衡感覚が養われるそうです。
月齢によってやり方に注意が必要ですが、赤ちゃんの様子を見ながら親子で楽しんでみてください。
足を動かしてあやしながらおむつを替えるのもいいと思います。柔らかいボールや風船をつかって遊んであげると運動に関する感覚だけではなく、見たり聴いたりする感覚も運動で養うことが出来るようです。
どんな運動をさせてあげるのがいいかなどと難しく考えるのではなく、一緒に遊んであげることが赤ちゃんの「運動」に繋がり、たくさんの事を養っていけるようです。
運動を「習う」のもおすすめ
赤ちゃんとお母さんで自然に運動をすることが出来るという話をしましたが、今はお母さんと赤ちゃんのための習い事がたくさんあります。
お母さんと赤ちゃんが一緒に行うベビースイミングも人気の1つです。水の中はお母さんのお腹の中と同じような感覚で、赤ちゃんは気持ちがとてもいいそうです。
私も娘と一緒に何度か体験してみましたが、いつもとは違う刺激を受けるらしくスイミングを行った日はとても寝つきが良かった覚えがあります。
一緒にプールに入るのが少し面倒だと最初は思いましたが、赤ちゃんの時期の習い事は親子のスキンシップを大切にしながら子供の運動能力を育てていくことが一番大切だと感じた頃から、面倒だという気持ちはなくなりました。
何より娘がとても喜んでいたので私も楽しい時間を過ごせました。お母さんにとっても外に出かける機会を作るのはとてもいいことですし、家ではできないような運動をさせてあげるのも赤ちゃんにとって素敵なことだと思います。
ただ、育児や家事に追われるお母さんにとってお稽古事は「必ず行かなくてはならない」というプレッシャーになってしまう時もあります。
習い事を始める際は、まずはお母さんの生活リズムに合わせて負担にならないように気を付けたいものです。
毎週ではなく月2回程度から始められるものも多いようです。お家での運動も良し、スクールに通って運動するも良しですが赤ちゃんとお母さんが楽しむということを忘れてはいけないなと思います。
まとめ
赤ちゃんと運動するといっても一緒の走ったりすることだけではありません。生まれたばかりの赤ちゃんと走ったりなんて当然できません。
しかし、運動というのは体を動かすことなので先程いった「たかいたかい」などは体を動かすというにはとてもいい運動になります。
また早くから運動を「習わせる」というのも運動に慣れさせるという意味ではオススメです。
よくトップアスリートなどで活躍している人は、小さい頃からそのスポーツを行なっていることが多いですが、これも一種の運動を慣れさせるために行なっている行為です。
生まれたばかりからの時から、深くは考えることないですが、徐々に赤ちゃんが成長してきて動けるようになってきたら、少しづつ運動をさせてみてはどうでしょうか?
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